８月６日
故郷広島では、平和を祈る
たくさんの音楽イベントが開催されるように
なったのですね。
胸がいっぱいになり、
急遽、ブログを上げてしまった。。
６日は子どもの頃、毎年
仕事を終えた両親と
灯籠流しに行った。
父方の実家は
ほぼ爆心地にあった。
原爆で亡くなった
父方の祖父母の名前を書いて
ろうそくを灯し
夕暮れの川に流して
祈る。
あるとき、やはり
おじいさまが被爆死された
友人を誘ったことがあり
その場では一緒に行こうと
いうことになったけれど、
あとで、やっぱり行けない
と、その子が困った顔で
私に言った。
その次に出てきた言葉は。。
「うちは、平和系じゃないから」
「平和系」という意味が
よくわからなかったけど、
何か特別なことを避けるような気配が、
子ども心に
とてもショックで
「そうなん」と
言ったきり、何も聞かず
すごく寂しい気持ちが残った
記憶がある。
灯籠を流して平和を祈る
という行為が、今よりもずっと
限定された人々の限定された行為
だった時代だったのかもしれない。
けれど今、
世界中から平和を祈る人々が訪れ、
同じ川辺で、たくさんの人々の
音楽や声が、平和を奏でていて
胸がいっぱいになる。
あれから私は
あっという間に大人になり
おばさんになって、
年齢ほどには
精神が成長していないけど、
それでもいま私は
「平和」という言葉を
ただ戦いがなく、
穏やかでと平穏なこと、という
ふうには、とらえなくなった。
思えば、両親を看取るとき
その、平和を貫きたかったけど。。
平和は静けさ
受け身でなく、積極的で
能動的な静けさ、
魂の喜びを、一瞬一瞬選び続け
自分自身の内側から
創造し続ける意志。
「いま」につながり続けて
生きること。
私は感受性が強く
そのぶんすぐに悲しみや
諦めに逃げそうになってしまう
弱さがある。
だから、
よろこびという光を、日常に
どんどん増やし、
養分にして、生きてゆきたい。
ちいさな行為も
発想も、考えも
平和という、こころの状態から
発生させてゆきたい。
言葉も。
ちょうど先月、
アンマが来日されたとき
会場で行われた、
平和を創造する瞑想。
それはとても繊細で、
とても優しく、
パワフルだった。
いまも、
こころに白い花びらが
降り積もっているので
少しだけシェアします。
それは
純粋なまっ白い花びらが、
海に、山に、
川に、森に、植物に
動物たちに、地球に、
そして自分に
降り積もってゆくイメージを
思い浮かべる。
ただ、それだけの
子どもでもできる瞑想だけれど
あらゆる生命に脈動する
ひとつのリズムとつながって
いのち全体を生きる
静かな喜びで
満たされるようだった。
原爆が
初めて使用された地球を
もし宇宙のどこかの星から
眺めていたとしたら、きっと
たいせつな
地球という惑星が
相当高い確率で
滅亡の道を歩み始めたことを
見てとり、
そして、人類がこれから
どんな選択をするのか
すごく危機感を持って
ただ見守るしかない
という、忍耐を想像する。
これは、私の
個人的な妄想だけれど
わたしには、この白い花びらが
この美しい惑星を
緑を、いのちを、存続させ、
明るい惑星に蘇らせたい
銀河からの祈りに思えて
ならない。
こんな選択も
ありますよ、、
祈っていますよ、、
という。
もし、
よかったら、朝起きたとき
思い浮かべて見て下さい。
その日一日、自分の心が
平和であるように！
８．６イベントも
出演者のみなさんの想いが実って、
無事成功したとのこと♪
おめでとうございます。
私は作品提供だけですが
故郷の平和イベントで、祖父母のことも重なり、
とても気持ちが入りこみました。
選んでいただいたこと、本当に
ありがとうございます。
『おぼえておいて』は
今月の１５日、映像＋音楽のコラボレーションで
みなさまにも、アップする予定です。
文字は期間限定でアップします。
にわか作りですが、冒頭を朗読した予告版も、
それまで上げておきます。
そう！
『満月のスープ』のレイラ、
ゴメンなさい！
でもきっと、
あなたにも、届いているでしょう♪
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます！
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