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症例報告勉強会:疼痛へのアプローチについて

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こんばんは。今回はPT勉強会についてです。

当院では、月に一回PT勉強会をグループごとに順番で開催しており、30分程度で決まったテーマについて勉強会を行います。

12月は私のグループが担当になります。テーマは「疼痛の介入について」です。

正直30分でテーマから自由度が高く、ある程度絞り込まないと30分で終わらないと思いますので、今回は疼痛の介入について臨床で実践しているものとその根拠についてを概説し、症例報告を2ケース実施して、残りはディスカッションというような流れで行こうかなと考えています。30分だと厳しいかもしれませんが、なるべく集約していこうと考えました。

グループは4人いるので講義は私が行い、症例報告は残りの2人、ディスカッションは残りの1人が中心となって行う予定です。(ちなみに私がリーダーをさせていただいております。)

今日は、一人の症例報告をフィードバックしてきました。

TKA後疼痛増悪し、再入院になった方に対する介入についてです。

ポイントを整理してフィードバックを行いました。

〇疼痛の分析について

(1)問題分析

・手術前の疼痛期間が長く、体重のある方で、膝関節の熱感がなかなか改善しなかった

・リハビリ前後で熱感が増加する

・手術後1か月以上経過している

→膝関節へのメカニカルストレスが疼痛へ大きな影響を与えている可能性がある。

(2)アプローチ

・疼痛に対して保護するべきか、荷重練習を進めるべきか→保護すべき

・心理面についての配慮→fear-aboidanceモデルベースのPT、スタンダードPTどちらがよいか

・疼痛についての直接的介入と間接的介入

上記2点を中心にフィードバックしてみました。

ある程度伝えることができたと思いますが、やや内容がごちゃごちゃしてしまい、理解しにくかったかもしれないと思いました。

人に伝えたいことを上手く伝えるためには、こちらがどのくらい情報を整理できているかが重要だと思ました。その方が、シンプルに必要なことを伝えられ、短時間でおこなえるのかなと思いました。

今後は、もう少し整理して書き出して置くようにしてみようと思います。

2回目フィードバックともう一人のケースのフィードバックで活かそうと思います。

また、自分も疼痛の情報収集と過去のまとめたレポートなどを整理して疼痛の講義の資料を作成しなければですね。もうちょいと頑張ろうと思います。

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