七月の茶杓の銘

7月の茶杓の銘

7月というと七夕、京都の祇園祭などが頭に浮かびます。

華やかなイメージもありますが、朝顔の花は茶道を始めて、さらに美しい花だな~と感銘を受けました。

先生の床の間に、竹の花入れに一輪だけ活けられたあさがおの花を見た瞬間、その美しさと生命力に目を奪われたものです。

7月の茶杓の銘を調べてまとめてみました。
お稽古などで参考にされてみてくださいね(^-^)

七月の茶杓の銘 一覧

天の川(あまのがわ)

天の川 7月茶杓の銘

銀河系の無数の恒星が集まり、球の大円に沿って帯状に見える光。銀河。銀漢。天漢。雲漢

逢瀬(おうせ)

ふたりが会う折。面会の時。男女がひそかにあうこと。

織姫(おりひめ)

中国道教の七夕の伝説『牛郎織女』に登場する仙女。星座では、こと座星(おりひめ)のベガで有名ですね。

銀河(ぎんが)

天空を帯状に横切ってかかり、淡い光の川のように見える、星の集団。あまのがわ。

牽牛(けんぎゅう)

彦星(ひこぼし)。鷲座(わしざ)のアルファ星、アルタイル。

笹船(ささぶね)

笹の葉の両端を折り組んで作った小さな舟のこと。

瑞星(ずいせい)

めでたいきざしを示す星のこと

星祭(ほしまつり)

旧暦の元旦や、立春、冬至などに行われる仏教の儀式で、天下国家に起こる各種の災害や個人の災いを除くものである。

青簾(あおすだれ)

青竹を細く割って編んだ新しいすだれ。

夕顔(ゆうがお)

夕顔 7月の茶杓の銘

全体に毛の多い、うり科の一年生つる草。夏の夕方白い花が咲き、翌朝にはしぼむ。円柱形の果実は食用。これの栽培変種のフクベを、かんぴょうにする。

星合(ほしあい)

陰暦七月七日の夜、牽牛・織女の二つの星が出合うこと

夏の月(なつのつき)

月涼し. 夏の夜といっても暑苦さに変りはないが、古来より暑い昼が 去って、夏の夜空に煌々と輝く月に涼しさを感じるという意味。
芭蕉の詩に、蛸壺やはかなき夢を夏の月 などがある。

鬼灯市(ほおずきいち)

ほおずき市 7月茶杓の銘

古来、毎月18日は「仏様と特別なご縁のある日」という意味を込めて「縁日」と呼ばれ、この日に参拝すると、大きな功徳があるとされている。

しかし室町時代以降、これとは別に「功徳日」という縁日が毎月1回新たに設けられ、この日の参拝は何百日、何千日分ものお参りに相当すると言われてきた。

特に7月10日は、4万6千日分の参拝効果があるとされており、江戸時代ごろから参拝が盛んになっていった。

また、前日の9日から意気込んだ人々が寺を訪れるようになったことから、9、10日の2日間が4万6千日の縁日とみなされるようになった。

境内に青ほおずきを売る店が立ち並び、これをほおずき市という。土産に買って帰り、煎じて飲むと子供の虫封じになり、また女性の癪(しゃく)によく効くという俗信がある

祭笛(まつりぶえ)

祭りの際に使われる楽器

花氷(はなこおり)

中に花を入れて凍らせた氷の柱。氷柱、氷中花ともいう

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