※2018年8月17日に公開した記事ですが、2019年1月14日、2020年1月20日に加筆訂正し再度公開しました。

 

写真活用専門家で、アルバム整理の専門家の西塔カオル(さいとうかおる)です。

 

今日は、写真データを紙にしないメリット、

デジタルアルバムのメリットについて書きます。

 

大きなメリットは時短省スペース

なんといっても最大のメリットは時短省スペースです。

 

紙のアルバムをどう整理するかが生前整理でもよく話題になっています。

思い出の品物だからこそ、どのように扱ったら良いのか分からないのです。

「かさばったり」「痛んだり」するということも問題なのでしょう。

 

その観点から言えば、写真がデータであることは、この上なく省スペース。

クローゼットを占有するといったことはありません。

 

またアルバムを作るという作業は

写真を選んで、プリントして、アルバムに収納する・・・、

と、結構な時間もかかりますので、その時間も省けることになります。

 

写真データをデータのままで楽しめたら

上記二点はとても大きなメリットになるのです。

 

では今現在、紙にせず写真を楽しむツールにはどんなものがあるでしょう?

(今日の記事では、「紙」はあくまでも「紙のアルバム」のことを指します。)

写真をデータのままアルバムのように楽しむには?

  1. パソコンのスライドショーを使う
  2. デジタルフォトフレームを使う
  3. クラウドを利用する
  4. 専用機「おもいでばこ」を利用する
といった方法が考えられます。
このうち1と2はオススメしません。
現在では4が最も多くの方に使いやすい方法です。
 

1つずつ紹介していきますね。

1.「パソコン」は時間泥棒

カオルPはmac使いなのですが、OSのアップデートとともに写真ソフトが変わり、
写真データをなくした経験があります。
アップデートでデータの階層が変わり、
データ本体がどこにあるのか分からなくなってしまったのです。
 
この時、アプリ依存の写真管理に嫌気がさしました。
「パソコン」で写真を管理する場合、基本はアプリ管理ではなくフォルダで管理します。
ですが、撮った写真を年月のフォルダにちまちまと自力で分類する。
この作業はなんともイマドキではないと思うし、地味に時間がかかります。
 

2.「デジタルフォトフレーム」は飽きる

「デジタルフォトフレーム」は、本体にSDカードを挿すことで写真を再生してくれる小さなモニター。
デジカメで撮ったらそのSDを挿せば写真を楽しむことができます。
ですが、撮りっぱなしのSDカードをただ入れていても見ていられるのは最初の数枚。
あとは飽きてしまうんです。中身を整理してようやく見るにたえる、といった感じ。
 
実際、実家に贈った「デジタルフォトフレーム」は今現在箱にしまわれています。

3.「クラウド」に預ける不安感

今現在ならばGoogleフォトのようなクラウドサービスの利用も便利です。

ですが、大事な写真をクラウドに預けるのは嫌だという方も多いです。

クラウドサービスを使わせてもらう立場ですから、サービスがなくなるとか、

仕様が変わる可能性があることも視野に入れておく必要はあります。

4.専用機の「おもいでばこ」の使いやすさは別格

クラウドでは不安なら、

ハードディスクのような大きなメディアに写真を保存するしかありません。

そうなると閲覧にパソコンが必要。

パソコンは先に述べた理由で写真整理に関してはもう、時代遅れ感があるのです。

 

そんなモヤモヤを解決してくれるものがありまました。

デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」です。

いわば写真整理専門のパソコン。

 

 

 

 

 


写真整理専門のパソコンと書きましたが、普通のパソコンではありません。

「写真データ」に特化したデータベース構造を使っていて、独自のシステムを搭載しています。

フォルダ階層の概念もありません。

 

データの中身で判断するので、たとえファイル名が違っていても

全く同じ写真であれば二重取り込みしないし、

写真データのイグジフ情報を有効利用するので、撮影日順に自動で整頓してくれるのです。

(イグジフ情報とは、写真データに含まれる撮影日やf値、シャッタースピードなどの撮影データのこと)

 

写真データって、撮影日の情報を持っているのに、

パソコンで整理するとなると、自分で月日のフォルダを作って仕分ける。

これが本当にバカらしくて仕方なかった。

なのでこの機械は、写真データ整理の本来の姿だと思って感動しました。

 

しかも見返しはテレビで出来るのですから、家族そろっての写真鑑賞が容易なわけです。

パソコンは個人の書斎に置かれがちなので、共有して眺めるというのはちょっと苦手なんですよね。

 

しかもサイズはこんなもん。お弁当箱程度です。

 

専用機というものは、たいていの場合、操作がわかりすいことが多いですが、

「おもいでばこ」も直感操作で老若男女使いやすい仕様になっていて、

使う人に優しい設計になっています。

 

デジタルの注意!データはバックアップを

以上データで写真を楽しむメリットと、そのツールを紹介しました。

1つだけ気をつけるべきことは、データは はかないということ

ちょっとしたことで壊れたりなくなったりするのがデータの厄介なところです。

それなりの知識をもって、大事な写真を守ってもらう必要はあるので、そこはご注意を。

 

また紙のアルバムを作ることは無意味なわけではありません。

実は最強のバックアップになります。

時短の話と逆行するようですが、実はその過程に大切なことがたくさん含まれています。

それについてはまた別の記事で。
 

 

 

 

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<出没情報>
星平日昼間はカメラのタカギ(足立区竹ノ塚)にいることが多いです。

 

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