「あさイチ」で写真整理？写真は整理せずに使うもの（カオルP理論）

写真活用専門家の西塔カオルです。

昨日の「あさイチ」では「写真整理」が取り上げられていましたね。
仲間の写真整理アドバイザーさんが出演されていました。
写真整理が全国放送で取り上げられるようになってきたのは時代の変化を感じます。

番組内では、とても細やかな写真整理のコツ
（仕分けの方法、撮るコツ、アルバム作りの極意など）
が紹介されていました。

何か一つでもご自身の試してみたい事があれば、いいなと思います。

ですが、正直、

「そんな細かいことやってられないよ〜〜！！」

と思った方の方が多いんじゃないでしょうか？

その道のプロが圧倒的すぎるのですね！

カオルPも写真整理アドバイザーなので、
写真整理のセオリーは熟知しておりますが、
写真整理は「やり方」や「コツ」に注目しすぎると失敗しますし、
やる気も出ないと思います。

写真整理で最も大切なことは、
その見返し時間で生じる心の交流。

その心の交流は

親と子、孫と子、兄弟間、友達間、などで発生するものです。
過去の自分と今の自分の間にも発生します。

なので、
撮った写真で「誰と」交流するのかが大事です。

写真に写っている人たちと一緒に見返すのがもっとも写真が活きる時。

写真を「大切な誰かと見返す」。
その時間を作ることから始めたら良いと思いますよ。

その結果として、
自分や家族を肯定することになり、自分の力になる。
「あ、これからも頑張ろうかな」となる。

写真にはそれが出来る力があります。それが家族写真の魅力だと思います。

だから写真でなく、別のものや、他のことでもいい。
それが自分のお守りになったり、家族を応援することができているのなら、
それは大事にすべきです。

とはいえ、そういうことをどんどん忘れてしまうのがヒトなので、
そこを補完してくれる材料として「写真は便利」ですね、とても！