[Reborn]
ロナウイルスの影響による 
各方面の先行きが不安だ。
中でも“ お・も・て・な・し  ”で日本中、
いや世界を沸かせた東京オリンピックが
今、開催の危機を迎えている。
この世界的なイベントが
日本経済の起爆剤となればと
誰もがそう思っているだけに
是非とも開催の道を歩んで欲しいものだ。



リンピックと言えばメダル
一般庶民には
滅多にお目にかかる事など無いが
ごく一握りのアスリートが手にする
メダルの価値を探ってみた。
まずは値段。
アメリカドルで
/577㌦ /320㌦ /3.50㌦
日本円=106円で換算すると、
/61294円 /33993円 /371.80円と
意外と安い。
重さは/586㌘ /580㌘ /493㌘になり、
やはり、金メダルの重さが
価値と共にトップ。
メダルの成分には規定があり、
金メダルに最低6㌘の純金を
使用しなければならない。
金=6㌘の金(1%の純金)
銀=99.9%の銀
銅=90%の銅 10%の亜鉛
となぜこの成分なのかは不明。
ちなみに過去のオリンピックで
もっとも高額だったのは
1912年ストックホルム
夏季オリンピックの金メダル
なんと100%純金だったそうだ。
現在の価値で25000㌦。
日本円で2,651,916,70円
と破格の値段になる。

和一桁生まれの亡き父は
前歯4本(たぶん)を金歯にしていたが
それは戦後の勲章として
巷で流行ったと聞いた。
歯一本を仮に1㌘とすると4本で4㌘。
当時の額でちょっとしたもの。
地方公務員だった父は
なけなしのボーナスを使って
生きてきた証として歯に刻み込んだ訳だ。
子供の頃、
そんな父親の笑顔が
獅子舞みたいで少し嫌だった。
しかし、
荼毘にふされた父の遺骨を見た時、
数々の思い出と共に
コンジキイロの歯が跡形もなく
昇華していたのがとても悲しかった。