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2020年09月11日

アルコール依存症で引きこもっていた時期を振り返る

引きこもりの時期から脱したのは2年ほど前のことだと思います。

飲酒しては眠り、起きては飲酒して。


部屋からも出ずに風呂も入らず。
汚い話しですが、4リットル焼酎の空のペットボトルに排尿し、4リットル貯まったらトイレに行く。ご飯はどうしていたのだろう。

雨戸を閉めきった部屋は、様々な悪臭が充満していた記憶があります。


朝、目覚めては、勢いをつけるために酒を飲み、通所している就労継続支援A型に電話し、体調不良を理由に休むことを伝える。 その現実から逃避するために酒を飲む。
悪循環
最悪な日々




薄める水も少なくなり、ほとんど焼酎ストレートに近づきつつある中で、ふと思う。

A型をクビになるのではないか と



不安が不安を呼び、誰にも告げずに、A型に行く。
施設長と話す。
事の重大さに気がつき大泣きをする。
大丈夫だと言われる。
また大泣きする。

40歳を過ぎた者が大泣きしている光景を、他の通所者である20代、30代が横目に通り過ぎる。


振り返れば、その間、よく解雇されなかったと不思議に思う。



すぐに通院中の精神科に電話し、診察を依頼する。

アルコールを多量に飲んでいた事を告げる。
医師にまで黙っていた飲酒の日々



「この病院では、アルコール依存症での入院はできない」
と言われ
見捨てられる
と思う。


断酒をすることを誓い
シアナマイドという抗酒薬を処方される。



抗酒薬
・抗酒薬を服用中に飲酒した場合、血中アセトアルデヒド濃度が上昇
・「悪心・嘔吐」「頭痛」「動悸」「顔面紅潮」「呼吸困難」などのアセトアルデヒドによる不快な反応を引き起こす。
・抗酒薬を服用していれば、「飲んだら気持ち悪くなる。やめよう」と考える。
・心理的に飲酒を断念しやすくなるという効果をもつ。




1日間、断酒。


断酒できたことを喜び、妻に
「断酒できたよ。今日だけ乾杯しよう。ビールならば大丈夫だよ」

その時の妻の表情は、多分、一生忘れられないでしょう。


それからは、毎日、シアナマイドを飲み、断酒をしている。

そして、今はシアナマイドを服薬しなくても、断酒できている。


正直、たまに飲みたくなる。


けれども、その一口が、また、あの鬱々とした日々に逆戻りさせられる。


そして、その時の唾を、ノンカロリーのコカ・コーラで胃の中に洗い流す。



けれども、余命が分かったなら、飲んでも良いかと思っています。





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