先日の続きのような記事です。
前回は南京西路のドトールへ行ったと書きました。
そこから南へ行くと、ちょっと違った雰囲気の通りが広がっています。
(画面中央を斜めに走る太い線です)
この通りにテナントの入った二階建ての建物が並んでいます。
右写真は建物群の裏側に作られた広場)
照明も美しく夜景にその姿を浮かび上がらせています。
大概の人は「うわ~、きれい~、ロマンチック~」
こういった感想を持つかと思います。
自分は違いました。
「え~!なんであの光景はどこ行ったの?」
上海へ移り住む2年前の2015年、旅行で訪れた際、この通りを撮影したんです。
初めて来たにも関わらず、なぜか頭の中に映画「ニューシネマパラダイス」の音楽が流れ、
懐かしい念でいっぱいになりました。
時間が止まったような感じなんです。
瞬間、思考は吹き飛び感情でいっぱいの頭。( ゚Д゚)
そして、わずか3年しか経過していない今、
昼と夜の違いこそあれ、車道と歩道がきっちり分けられ、
ディスプレイ用かバルコニーはきれいになっていました。
いいことはいいのですが、作られた感じがどうしても拭えず、
昔見た光景に再開したかった自分はやや残念な気持ちを持ちました。
もちろん、発展、整備は当然だし、これは私が勝手に思ったことなので、
言う資格なんかはありません。
ただ、ノスタルジーの気持ちで心はさびしがっています。
外国だけど、こういう感情にさせてくれる国、中国はやはり一衣帯水だと思います。