タムコックの発展に思うこと

ホアルー

お久しぶりです。

この1年あたり本業の方が多忙というのと、子供が生まれたというのもあって、当ブログ初めhttps://vietnamanchor.com/も全く更新していませんでした。

まあ、相変わらずの忙しさではあるんですが、ちょくちょく書きたいこともあるので、ぼちぼち更新していこうかと。


とういことで、今年のベトナムテト期間は3年ぶりにベトナム タムコックの妻の実家に帰省したので、

タムコックの発展というか変化について自分なりに思うところを書いておこうかと。


ちなみに現在の実家前はこんな感じです。以前よりもレンタルバイクの数がかなり増えたなぁ。
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タムコックは数年前から外国人バックパッカー向けの、ホームステイの開業ラッシュが始まり、今では街中いたるところにホームステイが乱立しています。

ホームステイ開業ラッシュのタムコックの記事

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タムコックには特に欧米からの観光客が多く、日中なんかは外を出歩いている人の半分ぐらいが外国人観光客なんてことも。

で、欧米の観光客の人達はだいたいレンタルバイクで、近郊のビッグドンやタイヴィー祠に観光に行きます。

妻の故郷 タムコックの紹介記事
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とういことで冒頭のレンタルバイクが増えているということは、欧米の観光客増→ホームステイ増→レンタルバイク増という流れかと。


実際、タムコックを訪れる観光客が増えると、観光業が潤い、観光客の消費がタムコックに落とされ、小売業等も活性化させることに繋がります。

欧米観光客向けのカフェなんかもすごく賑わってましたし。


それに伴う、地価の上昇による地元民個人資産額も上昇し、新たな投資に回るという好循環となる....。


書き連ねるといいことばかりですが。


しかし、私は一概には良い事ばかりでもないかと考えています。


以前タムコックを訪れた際に、フランス人夫婦とレストランで話す機会があったのですが、タムコックの魅力は何かと伺うと、やはりのどかに広がる田園風景とのんびりした時間が流れるかのような街の雰囲気だと言ってました。

まあ、これには私も同感で以前の記事でもそのあたりを書き連ねています。
人生を見つめ直しにタムコックへ
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街中がホームステイばかりになってしまうのも街の元々のゆったりした雰囲気を損ないますし、最近ではタムコックの郊外の土地も田園風景が解体されて、ホテルなどを建てる動きが出て来ています。

何か本末転倒になってきていますね。


このまま行くと美しい田園風景さえも失われてしまうかもしれません。

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そうならないための歯止めは、タムコックの歴史を紡いできた地元民の人々が、タムコックの魅力とはなんたるかを再認識してもらうしかないですね。


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Posted byホアルー

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