金曜日の夜、ワニの話ですごく盛り上がっていましたねということで第651回。

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「100日後に死ぬワニ」(きくちゆうき作)が映画や書籍化なるのを知ったゆりは「10日に死ぬカルル」か「1000日後に死ぬカルル」を描こうと思いついたエピソード。

ワニの平凡な生活の中で100日後には確定でご臨終してしまうという漫画らしいですね。

90日あたりからシリアスな内容になるのではと思っていましたがそんなことはなく99日目も日常エピソードでしたのでじわりじわり盛り上げていく展開ではないのか、残念という感じで見ていました。

製作者でしたら90日過ぎたあたりからワニを精神的に追い詰めるエピソードを採用していたと思うんですよね。

ワニが精神的に追い込まれながらそれでも前を向いて歩いていこうとするような展開を採用したと思います(さすがシリアス大好きな作家やね)。

100日目の「誰か(ひよこ)を守っての交通事故死エピソード」は無難な展開ですね。

病気やその他の不慮の事故やら考えましたが独りよがり化する恐れがありましたのですごく難しいエピソードだったと思います。

事故が起きた後、満開に咲いた桜の絵で終わるのですが花見をしたことがない製作者はピンと来ないんですよね(ただ「日本人といえば花見」という無難な展開を選んだのはベストだと思います)。

桜と聞いたら政府の連中が税金で自ら関係する者だけを集めてわいわい騒いだ「桜を見る会」しか思い浮かばないんですよね(精神相当病んでいるな)。

死生観に関するエピソードは615回から639回にかけて描いた「ホイミン編」で描いています。

ブログではまだ掲載できていませんのでとても残念ですが6月以降、過去追憶編で挙げる予定です。

一つ挙げておくと「100日後に死ぬワニ」は友と会うことが出来ずにご臨終してしまうのですが「ホイミン編」では友(ゆりたち)と再会できる構成になっています。

過去追憶編で出るまでお待ち頂けるとありがたいです。