若い頃から、不動産収入で、お気楽に暮らすことを夢見ていた私ですが、現在実現できているのは、やはり何人かの尊敬すべき先輩たちが、居たからだと思います。
後輩であるキミらは、ここを押す義務があるんだよww
先日、友人から連絡があって、Nさんの訃報を聞いたんです。ここのところ連絡が取れなかったので訝しんでしました。今年は年賀状が来なかったし(私は出したのに)まさか、お亡くなりになって居たとは思いませんでした。
私の生活の転機の度に存在感が増していた、ビジネスと不動産賃貸業に於ける大先輩でしたが、ここ数年は、不動産管理で色々と質問を受ける事も多くなりました。しかし、あちらは都内の一等地での賃貸不動産経営なんで、あまり参考にならなかったかも知れませんが。
最初にお会いしたのは、友人に引き合わされた時なんですが、なんて高飛車な態度の、女性なんだろうと思いました(あ、まるで今の私みたいですかねww)
当時は私も、東京在住時代の右も左も判らないクソガキだった訳で(自覚ありw)彼女のは色々な人に引き合わせてもらったり、ビジネス上の人情の機微なんかを勉強させてもらいました。
交渉ごとでは、無理難題だろうと屁理屈でも、なんでも使って自分に有利に進める方法の実践とかを見せてもらったしねww
まぁ、多少の浪費癖の影響もあったせいで、私もミンクのロングコートとかショパールの腕時計なんかを購入しちゃった訳だけどww
その後、私が都内にアパートを新築して隠居準備をしている時に、今度は不動産の事で、私に手伝って欲しいとの連絡が!
これが又、良い経験になったんです。大手建築会社が相手の建築費用が数億円の折衝の一部を委任状で任されたりして。
もっと良い経験は、R.C.建築のワンフロアを自宅とした設計で、その内装業者とかインテリアの事を任された事ですね。もちろん決定権は施主にありますが、事務的な事とか、素材に関する知識を得たのが私の経験になったんですよ。
だから、今の私の自宅内装も、その時に知った内装素材なんかで出来ています。
それと美術収集家でもあったNさんから得た影響ってのも大きいんです。色々な仕事を手伝ったお礼に何か?という時に私は、彼女が所有していた藤田嗣治の絵(リトグラフですが)を所望して貰っちゃいました。
うん。この絵の女性と、Nさんはよく似ているんですよ(雰囲気がね)
その後も東京から九州へ果物を送ってくださったりして、良い関係を維持し、あちらも悠々自適な生活を楽しんでいると思ったんですが、最近の平均からみると、チョット若すぎるんじゃないの?って年齢での逝去。もっと連絡を取っていれば、と心残りが。。。
なんか、チョット湿っぽくなっちゃいましたが、若手で不動産投資家を目指す方達は、先輩の事業を手伝わさせてもらう。ってのが、経験値を上げるのに良い事なんですよ。特に、自分の目指す方向とは少し違う方向を経験させてもらうと、得難いものになって残りますからね。
なんか、最後は取って付けたような不動産投資の話にしちゃったね。
皆さんも、不動産経営は借入等で、長期計画になっちゃうことが多いけれども、自分の寿命とか、万一の時に、どう物件を運営するか。とか考えておいたほうが良いですよ。
私の寿命が尽きる前に、ここを押しておいてね。
美術館分館の展示が終わって、体力が最低の時に、精神まで直撃されましたよ。。。ご冥福をお祈りいたします。