昨今の厳しい世情の空気を全く読まない、週に一度の、お気楽グルメブログの更新ですよ〜。
はい、みなさまからの叱咤、ご批判等は、いっさい受け付けませんので。
しょうがねえなぁ、と、思いながら、こちらを押してくださいw
世間では「大家さんの窮状」ってのが、トレンドなのに、私は一体何を書いているんでしょう?世の報われない大家さん達に夢と希望と妬みとやっかみを届けるためですかねww
今日は、祇園の北側へ。路地の奥にある「山玄茶」さんです。白川の桜を見ながら店へ。
例年と違って、日本語の会話しか聞こえませんwwしかも、歩きやすい。
花見小路から、路地を入って、そこから更に細い路地に入ると、以前は「祇園ささき」があった場所に「山玄茶」の暖簾が掛かっています。
人気のある、一階カウンター席は、現在の状況では、ちょっと敬遠して、2階の個室へ。
7畳半の和室に、広縁と床の間が、掛け軸は今の季節にぴったりの「柳緑花紅」ですが、これを読むと次に「風が吹いたらナンマイダ〜」って続けたくなっちゃいます(クレージーキャッツの学生節ですねw)
和室の造作は些か安っぽくって、木材も普及品の上くらいだし、チョット温泉旅館みたいな内装ですね。
ここは「招福楼」出身の料理長が京都へ進出した店です。昼のランチは6500円でしたか。
春らしい先付けですね。白魚の軽やかさと、子持ち昆布のしっかりした味わいのコントラストをわさび菜が締めています。
これも、春の味わい。筍をはまぐりの出汁で炊いてあります。美味い!しかし、初っ端から、濃い味わいで大丈夫かと思い始めました。
お造りの盛り合わせですが、先ほどの濃い味を引き受けて、鯛の刺身にはチーズを添えて、春キャベツで巻いてあります。マスタードと山葵を溶いた醤油で。うん、濃い味です。他にもいかの刺身とかも。
ここで趣向を変えて、鱒の焼き物には、セロリの酢漬け。そしてちらし寿司です。焼き物はまあまあ美味しいんですが、ちらし寿司は素材、味付けとも、凡庸で単に、料理数を増やすだけにしか思えません。
もずく酢は、柑橘系の酢を使い爽やかで、クラゲも混ざって良い歯ごたえです。ホタルイカの下にはイカとネギの酢味噌和え。これも質が良い料理。
山菜の天ぷらと、鯛の子。小さい玉子焼きは、昔の寿司屋の味ですね。大量のエビのすり身が入っていると思います。
ここで、料理長が挨拶に登場。花咲か爺さんを自称して、桜の花びらをテーブルに撒くというパフォーマンスを。面白いですww
鯛のアラ煮風の味付けで(実際は脂ののった切り身です)それと車麩ですね。
写真を撮り忘れちゃったけど、炊きたての滋賀産のご飯が出て、軽く塩を振りかけてくれます。もう、それだけで美味しいんです。梅干しや昆布もありますが、シラスや鯛の子も。もうここらでお腹いっぱいですよ。
いちごのムースが出て、もうこれで、おしまいだと思って、御会計を呼んだら、ナント!
最後に、桜餅も出て来ました。もう、ホントに食べられない(食べたけどww)
ええ、こんなに皆さん、暗い話題ばかりなんで、この日曜日くらいは、いつも通りのノーテンキで軽いブログを書こうかなと思ってね。
では、いつも通りに、ここを押してね。
本来でしたら、今日は九州に帰宅する日なんですけどね。残念ながら北九州の大型病院(うちの近所だ!)でクラスターが発生して、現在20人くらい確認されていて関係者(あと800人)の検査も終わっていない状態なので、もう1週間ほど京都に滞在します。
状況次第では、あと2週間でも、3週間でもいられるのが別宅で、しかも移動は自家用車って強みがあるからでしょうね。