マイナンバーカードの普及が進んでいません。

各人に「マイナンバーの通知カード」が発送されてからだいぶ経ちますがマイナンバーカードの取得率は低いままです。

一応念のために確認しておきますが薄い「マイナンバー通知カード」とマイナンバーカードは別物ですので、「マイナンバー通知カード」が届いていてもマイナンバーカードを取得したことにはなりません。

マイナンバーカードを取得することで個人情報の漏洩につながるのではと心配している方もいるかも知れませんが、そのように考える人の中にはマイナンバーカードを取得しなければマイナンバーが付与されないと考えている人もいるようです。

このブログの記事でも何度か書いていますがマイナンバーカードを取得しなくても「マイナンバー通知カード」が届いている時点でマイナンバーは付与されています。

私はマイナンバーの制度に賛成しているのではなくマイナンバーカードを取得していなくてもマイナンバーは付与されてしまっているためいろいろな情報は紐付けれれてしまうという事実をお伝えしたいのです。

そしてマイナンバーが付与されてしまっているならマイナンバーを使って提供されるサービスを利用しやすくするためにカードを取得した方が便利なのではないかと言っているのです。

確かにマイナンバーカードを取得しマイナンバーをネットなどで利用する機会が増えれば、利用の際に情報が漏洩する可能性はあります。

ただ、マイナンバーカードを取得すること自体で漏洩という話にはなりません。

極端な話マイナンバーカードを取得しなくてもマイナンバーを伝える必要が出てくる場合があるので書類や「マイナンバー通知カード」のコピーなどでマイナンバーを外部に出せば流出するきっかけにはなるのです。

ですからマイナンバーカードの取得自体とは直接は関係ないとも言えます。

政府もこれだけマイナンバーカードの取得率が低いことを何とかしたいようで病院で健康保険証として使えるようにするようです。

病院でマインナンバーカードを読み取り保険に必要な個人情報を確認するシステムになる予定です。

本人が確認するためですが特定健診の受診歴なども確認できるようになるようです。

確かにいろいろな情報が紐づけられてくると嫌な感じはしますね。