年金の不足問題で政治家の対応についてだけでなく対策として投資を進めるTV番組ついて批判的な記事を書きました。

多くの人が儲かるとは思えないのに、なぜリスクを伝えず当たり前のように投資を勧めるのかという記事です。
その後年金の不足分に対する対策として投資を進めるのはタンス預金が狙いではないかという意見が出て来ています。

つまり

年金不足から貯金をためている人が多い
       ↓
使われずに存在する現金がある
       ↓
不足分の報道で不安を煽り現金を金融業界へ呼び込む

という図式です。

これが経済対策として行われたなら大したものだと思いますが、実際はそうではないのではないかと思います。

せいぜいスポンサーになる金融業界からの要請止まりではないでしょうか。

もっというと金融業界からの積極的な要請なども無く年金問題のコメンテーターや年金問題の相談にのる側が思いついたのが投資だったのではないかと思います。

しかしこの報道以降NISA(少額投資非課税制度)への申込みや資産運用セミナーへの申込みが増えているそうです。

予期せぬ経済効果があったことになります。