スマホ決済のサービスで各社がしのぎを削っています。

決済に限らず様々なサービスをスマートフォンで利用するようになっているため決済サービスでもお客さんを囲うのに必死なのです。

競争が激しすぎてポイント付与や電子マネーとして還元するキャンペーンなどを打ち出しています。

サービスを使う前でもポイントや電子マネーを受け取れることがあるため還元と言うよりも企業側からすれば良く言えば先行投資悪く言えばばら撒きを行っている状態です。

こうなってくると新規参入のベンチャーなどは対抗しにくいです。

なんせ全国の殆どの人を対象に使ってもらうよりも先に現金同等物をあげてしまうのですからこれに耐えうる体力がないとできません。

先行投資は顧客囲い込みのためのサービスにとどまりません。

現金同等物を配ってしまうこと自体が宣伝と言うこともできますが実際には本物の広告も出す必要があります。

更にセブンペイに限らず不正利用に対する対策も必要になります。

これらを考慮すると相当先行投資が必要な業態であることがわかります。

もしかするとスマホ決済から得られる売上自体だけでなくサービス利用に伴い取得できるスマホ関連の情報も企業にとっては魅力なのかもしれません。

決済サービスに限らずスマートフォンのサービスを利用するにはスマートフォンの一定の情報を取得することに同意しなければならない場合が多いからです。

先に受けている現金同等物も結局何らかの形で回収されることになるのです。