終わりゆく不妊治療!最後の胚盤胞移植後に思うこと

体外受精

不妊治療をしていく中で、胚盤胞移植のステップは妊娠の期待が高まる治療です

費用も高く出来ることなら体外受精前までに妊娠したいと思う人も多いかと思いますが、体外受精に希望を持つ人が多いのも事実です

我が家も期待を胸に2度目の移植に行ってきました

体外受精は1回の採卵で採れた回数だけと決めていましたが、最初の採卵で受精障害が分かり、顕微授精をするためもう1度だけ採卵をしました

その結果、凍結できた胚盤胞は1個で今回の移植で我が家の不妊治療はどんな結果でも終了を迎えることになりそうです

とはいえ移植した後は期待でソワソワが止まりませんね

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胚盤胞移植

今回の胚盤胞移植は、通っているクリニックでは成功率の高いホルモン補充周期での移植となりました

生理開始3日目からエストラーナテープを4枚貼り、2日に1回交換する

2週間後の内診で子宮内膜の厚さを測り、13ミリで十分な厚さがあったので移植日が決まりました

移植の6日前からルトラールを毎食後1錠を服用し移植日を迎えました

胚盤胞のグレードは4AAで、通っているクリニックではアシストハッチングをするので、それにより移植時には5AAになっていました

目に見えないほど小さな胚盤胞、移植は先生の腕を信じるしかないですね

受精卵のグレードは良くても妊娠するとは限らない

とりあえず移植した胚盤胞のグレードは良く『これでダメなら!!』とも思える心境です

しかし、40代の胚盤胞の染色体異常のない正常な胚は5個に1個とも言われています

ホルモン補充とはいえ40歳の子宮環境、10回移植して1回妊娠出来るくらいの確率しかありません

たった1個の胚盤胞で妊娠出来る確率は本当に低く、体外受精は数多くこなすしかないのだと感じます

1回の採卵で10個採れても胚盤胞まで育ったのは1個だけ

私にとってはグレードも良く『この1個なら』とも期待する部分も大きいですが現実はかなり厳しいものだと思います

不妊治療へ執着する思い

最後の採卵から約2ヶ月、胚盤胞移植へ向けて身体づくりをしてきました

通院の少ない時期で不妊治療について、子供について、いろいろと考える時間がたくさんありました

次の移植で最後なんだという思いと、不妊治療や妊活に関することの少ない期間を過ごしてみて以前より自分の中で『不妊治療』に対する執着が減ったように感じます

今までに無いほど穏やかな気持ちで移植へ行ってきました

今のところ残念な結果で不妊治療を終わったとしても、それ以降をのんびり過ごせる喜びや、やりたい事をやれる楽しみがあります

しがし、前回の移植で結果が陰性だった時『このまま終わって良いのか?』という気持ちが強く出てきました

今回も結果次第では『執着が出てくるのかな?』と思うこともあります

ダメな時は穏やかに終わりを迎えれたらと思います

気持ちは終わりに向かっても期待は大きい

40代の妊娠の確率は低く、今回も残念な結果の可能性の方が高いと思っています

気持ち的には子供を諦める方向に向き始めていますが、それでも胚盤胞を移植すると今まで以上に期待します

確率を考えれば低くても、移植をしてしまえば妊娠『する』か『しない』かの2択しかありません

私の場合は、いままでの経緯を考えると自然妊娠出来る可能性に比べたら胚盤胞移植はかなり確率が上がるはずです

今回ダメだったとしても、この先同じことで悲しむこともありません

たくさん期待しながら楽しい気持ちで過ごせたらと思います

読んでいただき、ありがとうございます

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