人間50年〜からのリスタート

夫と娘ふたりのパート主婦。50歳で網膜症から糖尿病が発覚、その後シェーグレン症候群にも。前向いて生きたいブログです。

糖質制限について〜黒い感情〜

2019-07-17 19:32:00 | 日記
ご無沙汰しております、りりりです。
ブログを放置したまま幾星霜、、、
というほどの時間は経っておりませんが、
それでもかなりの期間放置してしまいました
実はこのままフェードアウトも有りかなどとふざけたことも考えておりましたが
本日他の方のブログを拝見していて
どーしても!どーしても!
思いの丈をぶちまけずにいられなくなって
ど厚かましいのを承知の上で戻ってまいりました

多分にお読み苦しい点もあるかと思いますので、ご不快に思われましたらそっとページを閉じていただけたらと思います。

さて、わたしのことをご存じない&忘れちゃったわーって方がほとんどだと思いますので、簡単に自己紹介いたします。

わたくし、りりりと申します。
2型糖尿病&膠原病のシェーグレン症候群を患っております。

一昨年の8月、右眼の虹彩炎を発症し眼科にて糖尿病網膜症を指摘され、その後内科にてHbA1c14.0 食後1時間血糖値431で華々しく(?)糖尿病デビューした、現在52歳♀です。
ちなみに身長155cm、体重は発覚時52kg(発覚1ヶ月前は57kgでしたので、1ヶ月で5kgも減っていた事にその時まで気づいていませんでした)
現在50kgです。

眼科→内科→総合病院の糖尿病専門医の順に紹介されての王道治療方法でしたので
最初はもちろん食品成分表を用いての糖尿病療養食&運動、加えてインスリン注射を使用して糖尿病に立ち向かっておりましたが、
毎日の生活の中で色々考えて、今は糖質制限をしています。

そんなわたしですが、糖尿病と診断された当初は王城恋太さんのブログを読み漁って筋トレ(もどき)に励んでいた頃もあります。
ただ当時、指導されるまま1日一度のインスリン注射とカロリー制限食(1日1440kcal)を続けていたのですが、体重が47kgまで落ちていって、食後1時間〜2時間血糖値が250位になることも度々あり、とても炭水化物を増やすなんて事は怖すぎてできず、途方にくれていました。

そんな中での糖質制限チョイスでしたので、アンチの方が想像されるような肉食べ放題 バター入りコーヒーのような事はなく、主食がわりにするのはおからや高野豆腐、山盛りサラダ、タンパク質は大豆や鶏胸肉、鯖缶など、脂肪はオリーブオイルやナッツ類から摂るというような形をとっています。

糖尿病内科で勧められるカロリー制限食に比べたら確かに(炭水化物を摂らない分)高脂肪、高タンパクではありますが、
糖質制限をディスられる方々がおっしゃるような、偏った食事という認識はありません。

さて、前置きがずいぶん長くなってしまいましたが、
今回わたしが個人的意見として申し上げたいのは

インスリン注射をした事もない人に、
注射を打つ・打たないをどうこう言われたくない!

ということと

糖質制限をしていることを、あたかも他人に押し付けがましく薦めている事のように
言って欲しくない!

ということです。

わたしが目にした記事は

1型糖尿病の学生さんが糖質制限する事に嫌気がさして、親御さんに隠してお菓子を食べることを繰り返してしまい
その結果、糖尿病性ケトアシドーシスを起こしてしまったけれど
これからはまた糖質制限頑張ります!
インスリン注射打たなければいけなくなったけど、打つ注射量を少なくできるようにしたいです!
という言葉に糖質制限推進派の医師が頑張ってねと応援されているけど
それってどうなの?

みたいな内容だと解釈したのですが

これのどこかおかしいですか?

1型糖尿病の患者にインスリン注射させないって危なくない?みたいな書き方でしたけど
わたしが読む限り、彼女は糖尿病性ケトアシドーシスで搬送されるまではインスリン注射使用してなかったように思いますが?

お医者さんや親御さんに隠してお菓子を食べ続けてしまったため、高血糖状態が続いた事で元々少なかった(自前の)インスリンがとうとう枯渇してしまい(あくまでもわたしがそう読み取ったということで、枯渇と言う表現は適切ではないかも)これからはインスリン注射が必須になってしまったけれど、出来るだけ少量の注射で済むように糖質制限をしていきます。というお話ではないのかな?と思ったのですが、違いますかね?

インスリン注射を打てば普通に食べられるって
普通ってなんですか?

100歩譲って炭水化物を普通に摂る事だとして、
インスリン注射をできるだけ少なくできるかもしれない選択肢を
本人が選ぶ事は認めてもらえないんですか?

わたしは妊娠糖尿病になった経験があります。
当時は1日3回食直前に注射をしていました。
お腹の子をまもるためです。

好きなものを好きなだけ
なんて食べられませんよ?
病院で指導された1日1600kcalの食事を摂る
それだけでも毎回インスリン注射をするのです。
外食する時は、食事が運ばれてきたらトイレに行って注射をしてから食べるのです。

それしか選択肢がなかったからです。


糖尿病でない人と同じように、何も考えずに、食べたいものを食べる。

そんなの、糖尿病だって診断がついた時点でほとんどの人が諦めるんじゃないんですか?
我慢している中で、今日だけはとかこれだけはって思うものだけ自分に許してあげているんじゃないんですか?

インスリン注射なんて打ちたい人はいないとわたしは思います。
打たなければ自分の体を守れないから打つだけ。

糖尿病が発覚してから
1日1回のインスリン注射をしていたわたしですが、
先月から通院する病院を糖質制限推進病院に変更して飲み薬に変わりました。

もちろんわたしは1型糖尿病ではないので、インスリン注射は必須ではありません。
先の女性とは事情が全く違う事はわかっています。
それでも、ちゃんと通院していて、医師がついていて、治療に前向きな本人が頑張っているのに
大丈夫か?だとか宗教だとかは失礼だと思います。

確かに、他の人から見たら必死すぎて、宗教的に見えてしまう一面はあるのかもしれません。
それでも命を軽んじてるわけでも、無責任なわけでもないとわたしは強く感じました。
それどころか、真剣だからこそそう見えるのだと思います。

こんなこと書くと、なおさら宗教だと言われるのは百も承知で書いています。

糖質制限にはエビデンスがないとか
糖質制限をする方が体に悪いとか

そんな事は本人(わたし)が一番考えています。
それでも

これ以上網膜症が酷くなってほしくないから
子どもたちの成長をこの目で見届けたいから
主人や子どもたちに迷惑をかけたくないから

なるべく血糖値を上げないように糖質制限をして、
そのせいで体を壊してしまわないように通院して血液検査などをしてもらっているのです。

糖質制限しているわたしが何のために通院を続けていると思いますか?
他の糖尿病患者さんと同じですよ。

大丈夫だと安心するためです。

バランスの良いと言われる食事ではないけれど
偏った食事だと言われているけれど

まだ大丈夫。どこも悪くなってない(わたしはコレステロール値が高いのですが)

その確認のために通院を続けているのです。

前出の女性も、記事を拝見した限りでは別に他の人に「糖質制限をすべき!」なんて言ってませんよね?
ただ「頑張る」って言ってるだけです。

どんな風に頑張るのか
なにを我慢するのか
なにが大切なのか

そんなの人それぞれ

糖尿病だけど、甘いものがどうしてもやめられない人だっていますよね。
ラーメン完食したらダメだって思いながら食べきってしまう時だってありますよね。
どうしてもタバコやお酒をやめられない人だって、、、

誰もが自分の出来る範囲で頑張れることを頑張っている

それでよくないですか?

糖質制限する事で、周りに気を遣わせているなぁ
空気を読んで同じものを食べればいいんだとは思うけど、、、

いつもわたしが考える事です。

でも、わたしに何かが起こって困るのはわたしとわたしの家族。
だから、他人の目を気にするのではなく、自分で決める。
そう何度も何度も自分に言い聞かせています。

今回のことも
人の言うことにいちいち目くじらを立てずただ読み飛ばしてしまおうと思ったのですが、
頑張りたいと思っている気持ちに水を差されている気がして
思ったままを言いたい衝動に駆られてしまいました。

これを読んで不快に感じる方もたくさんおられると思います。
ただ、「だから糖質制限してる人は〜」と十把一絡げにしないでほしいなと思います。

毎日ウォーキング頑張ってる人も
筋トレ頑張っている人も
カロリー制限食でコントロールしようと頑張っている人も
糖質制限を選択した人も
みんな一人一人が少しでも良くなりたいと
これからも元気に笑っていたいと思っている気持ちは同じだと思うから
お互いに頑張ろうね
って励ましあえる世界でありたいなと思います。






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