スカッ晴れ♪

大阪からノーコン乱投 発信

旧作DVD映画「パリの灯は遠く」

2020年04月02日 | 映像関連

もしも、
自分がアラン・ドロンに生まれ変わったら?
ドロンが活躍した頃を熟知する団塊世代が
70歳を超えアノ世行きの片道切符を手に順番
待ちをしながら願ったらいかがでしょうか。
自分は誰に生まれ変わろうかな・・・・・
いやいや、もう一度で十分とも考えますが。
リベンジはしてみたいなぁ。

モテ男イケメンの代名詞のようなアラン・ドロン
人気がありましたねぇ。
自分などは映画館で観た記憶がありませんが、
兄姉世代には人気の男優でした。
ほぼTVでしか知りません。
「太陽がいっぱい👈」は日本で大ヒットしたけれど
海外では其れほど評価されず、テーマ曲を書いた
ニーノ・ロータが日本で稼がせて貰ったと来日時に
発言しています。

さて、パリ・・・ですが。
ナチがパリに侵攻した時代です。
フランスに生きるユダヤ人の富豪たちが所有する
絵画を没収される前に売りさばこうとする心理に
つけ込んで安値で買い叩く画商がドロンです。
ある日にユダヤ系からの出版物が彼の元に届きます。
心当たりのない彼は、自分にユダヤ人嫌疑が及ぶのを
恐れて出版社迄赴き、何かの間違いだから登録資料
から外してくれと申し入れますが、それらは既に警察
に没収されたと告げられます。

歴史の残酷な流れは御承知でしょう、画商ドロンは
慌てます。
同姓同名で自分にユダヤ人の嫌疑が生じ収監される
かもしれない。
あちらこちらと同姓同名の男を探し回ります。
この慌てぶる様子が映画となります。
ハリウッドを赤狩りで追放されたジョセフ・ロージーが
監督です。

人の弱みにつけ込んで生きようなんてことを考えると
いつか大きく手痛いしっぺ返しが及ぶかもしれません。
「パリの灯は遠く」なんてタイトルの意味がわかりません。
ジャンヌ・モローの出演も必要だったでしょうか?



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