一度入店した店が、とても印象が
悪く、二度と行かないと思ったのに
その店は廃業することなく営業を
続けている、
そういう首を傾げることが現実に
あります。
こんな政治家に何故投票するのか？！
と感じる行政能力の無さを露見させた
としても、何度もの当選で国会に舞い
戻って来ます。
ひとは一色では無く、自分たちの都合
の良い同士の輪が大小に存在します。
この大小の輪が其々に政治に興味を
持ち、政党として活動するんだから、
甘い蜜を抱えるところが多くの支持を
得る人類の歴史を繰り返しています。
多くの選挙民は正しさより、どちらが
自分にとって得か？
それが選択基準になるんですから
バカな政権が生まれても何一つ不思議は
ありません。
そんな政権与党に負けた野党が多くの
支持を得られないのは何故か？
スローガンばかりで具体策が無いのが
大きな要因でしょう。
せっかく掴んだ与野党逆転のチャンスも
人の好き嫌いで分派を作り、壊滅します。
また、其れまでの与党の残務整理に時間
が掛かるとか、当然分かり切ったことを
理由にして自分たちの正当性としたり
結局は、時々のワルさがあったとしても
安定路線を支持し、お殿様ぁぁ～な強権に
なびくような体質に戻ります。
政治を変えるのは選挙です。
普段、なんだかんだと政治好きが騒ぐ
そんなことを繰り返して半世紀、
同じ事の繰り返しです。
自分を省みて、何を成すべきか？
このエネルギーが必要なことを面倒だと
しないで、日常の文句に使い果たして
いる。
それが現実では無いでしょうか？
こんな政権だと思っても、こんな政権から
お零れを頂戴している方々が、次の選挙
も宜しくお願いしますと投票して再びに
こんな政権が続くのです。
この現実を、どう変えましょうか？？
野党だって与党のすることを批判だけで
暮れたら気楽な議員生活が送れます。
自民が分裂するしか、望みが無いように
感じていますが、この社会の危機的状況
の中で、この政権をどのように判断して
次の選挙に臨むのかが興味深いですね。
一番で無ければならないとか経済大国
だとか言いながら、一か月の停滞で国の
存亡だとか言い出す、その程度の国に
我々は運命を預けているのです。
