フリマアプリの教科書

メルカリ、ラクマ、ヤフオクなどフリマアプリの使い方を徹底解説

メルカリで複数アカウントを作成 譲渡した場合どうなる?

メルカリで複数アカウントを作成することは禁止されている。

では、その禁止事項を破るとどうなってしまうのか?という点について紹介していく。

もし、メルカリで複数アカウントを作成しようとしている人はその前にこの記事をじっくり読んでほしい。

メルカリ(フリマアプリ)では複数アカウントの作成が禁止されている

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メルカリに限らず全てのフリマアプリでは規約でアカウントの複数作成が禁止されている。

これは少し考えたらわかることだが、同一人物が複数アカウントを所持すると自身で評価を捏造できることになる。

場合によっては配送事故を装い補償を騙し取るというケースも考えられる。

こうした不正利用が容易に想像できるため複数アカウントは禁止されているわけだが、作成や譲渡が後を絶たない。

 

複数アカウントを作成、譲渡するとどうなる?

結論から言うと二つの結果になる。

アカウント停止と逮捕だ。

 

まず軽い?方の処置であるアカウント停止について。

こちらは各フリマアプリ側で規約が定められており、それに基づく処置だ。

IPアドレスや登録番号などで同一人物かはバレるので割とすぐにアカウント停止措置を食らうハメになる。

 

次に重い方の措置である逮捕について。

「え?フリマアプリの違反で逮捕されるの?」と思った人も多いかもしれない。

ユーザーとフリマアプリ会社の問題であって民事に発展することはあっても刑事事件に発展しないような気もしなくもない。

「メルカリ」など複数アカウント、販売業者逮捕(読売新聞) - Yahoo!ニュース

これは実際に刑事事件に発展し、逮捕者が出たケースだ。

フリーマーケットアプリ「メルカリ」などのアカウントを不正に作成して販売したとして、北海道警は30日、三重県菰野(こもの)町、自称アカウント販売業の男(49)、同町田口、アルバイト従業員の女(26)の両容疑者を私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで逮捕した。

道警が不正アカウントの販売業者を逮捕するのは初めて。

これはアカウント不正利用に対する1番重い処置だと思うが、営利目的で企業が禁止している行為を常習的に繰り返していたので、警察も重い腰をあげたのだろう。

 

容疑は「私電磁的記録不正作出・共用」が該当する。

ちなみに5年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科されることになる。

 

考えは変わっただろうか?

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おそらく、この記事に検索で辿り着いた人の中にはメルカリで複数のアカウントを作ったり譲渡するとどういったペナルティが科されるのだろう?と思った人もいるだろう。

 

確かにアカウントは一つよりも複数持っていた方が他のユーザーより有利に働く場合もある。

しかし、小遣い程度の利益のために最悪逮捕されるようなことになるのは馬鹿らしくないだろうか?

 

決められたルールの中で利用する、利益を上げるのはどのフィールドにおいても鉄則でフリマアプリも例外ではない。

ルールを守ってフリマアプリを楽しむことを強くおすすめしたい。