七変化もびっくり

政治や社会について綴る保守系ブログです。
女性天皇、女系天皇の実現に反対、女性宮家の実現に反対の立場です。

余分な税金が掛かる生前退位!

2018年11月27日 | 皇室
拙ブログへお越し下さり、ありがとうございます。

皇室のお金にまつわる記事を、遅くなりましたがUPします。

代替わりが近付いています。新天皇の即位を国民が上げてお祝いするために、5月1日が
祝日になるので、10連休になるそうですが、国民は冷めていて祝賀ムードが盛り上が
ると思えません。

宮内庁の予算総額は、毎年200億円前後だと思いますが、来年も生前退位に伴って、
多くの費用が掛かるのだなとため息が出ます。もう適わないことですが、今上陛下が
終生天皇位に就かれていたら、必要のなかった費用が、今年度に続き、平成31年度の
予算に盛り込まれます。税金の無駄遣いだと思います。

昨年の12月には、今年度の予算に退位に必要な費用35億6000万円が盛り込まれ
ています。

””宮内庁によると、来年度(30年度)、天皇陛下の退位に向けた準備として必要な
経費は35億6000万円で、内訳は、両陛下が仮住まいされる高輪皇族邸の改修工事
や御所、東宮御所、秋篠宮邸の工事の設計など住まいの関係に17億3000万円、
今後の儀式に必要な装束や物品の調達などに16億5300万円、などとなっている。””

今年度は35億、来年度は19億円、生前退位に伴う費用が計上され、来年の5月の
即位を迎えます。


今上陛下は退位しても皇太子ご一家と一緒に内廷費を共有するので、次代の皇嗣
殿下に皇嗣費がつきます。今上陛下が退位後、質素に暮らして行かれたら、秋篠
宮家と皇太子様ご一家で内廷費を共有できたのではないかと思いますが、そうならず
新たに皇嗣殿下の皇族費を3倍にすることがが決められました。これは、生前退位で
必要になった費用です。内廷費は3億2400万円、秋篠宮ご一家は、皇族費が
倍増し一家で1億2810万円を受け取ります。

秋篠宮さま、皇太子待遇に 予算3倍でも「紀子妃」のお嘆き
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/05100558/?all=1

驚くのは、引退する上皇、上皇后のお世話をする「上皇職」に65人もの宮内
庁の職員を配置することです。公務など公的な動きから身をひかれると伺っていますが、
なぜこれほど多くの職員が必要なのでしょうか?公務の多い秋篠宮家の職員が増員さ
れるのは、よいことだと思います。全体で36人の職員の増員などに必要な3億3千
万円は、生前退位で必要になった費用で税金の無駄遣いです。今年度も17人増員され
ていますから、生前退位に伴い50人あまりの職員の増員となります。人件費は、毎年
必要になりますから、一番の無駄遣いになります。


天皇皇后陛下が、退位後東宮御所にお住まいにならなかったら、秋篠宮家の改修費用
の一部2億3千万円は必要のなかったお金です。秋篠宮邸や赤坂東邸は今年度にも
改修費用が計上されています。天皇・皇后陛下が東宮御所に住まわれるため、皇嗣殿
下として賓客をもてなされる必要などから、秋篠宮邸の改修が余分に必要になりました。
今年度計上された天皇皇后両陛下が東宮御所に移る前に短期間住まわれる旧高松宮邸の
改修費用も必要のなかった費用でしょう。

引退する天皇・皇后陛下が、東宮御所にお住まいになるのは順番が違うのではないで
しょうか?次代の人がお住まいになるのが、東宮御所だと思うのですが、どうも変です。

これには、どうしても秋篠宮さまを東宮御所に住まわせたくなかった思いが透けて見
えます。男系男子で継承してきた皇室の形を変えたい意向ではないかと思います。
「次は、愛子ではいけませんか。」と代替わりの後に言い出しそうではありませんか?

安倍首相は、立皇嗣の礼を2020年4月に実施することに決め、秋篠宮さまを次代であ
ると内外にお披露目をし、愛子様押しの内廷皇族に一定の歯止めを掛けています。

ーーーーーーーーーーーー産経新聞より転載ーーーーーーーーーーーーーーー

宮内庁は「譲位」関連に19億円 平成31年度概算要求  
2018.8.31 05:00
天皇陛下 譲位特例法成立

 宮内庁は31日付で、平成31年度予算の概算要求を発表した。天皇陛下の譲位に伴い皇太子ご一家のお住まいとなる皇居・御所の改修やお支えする職員の増員などの組織改編関連費用に約19億円を計上。要求総額は30年度当初予算比1・4%減の約210億円とした。
 概算要求では、来年5月1日に即位する皇太子さまがご一家で住まわれる御所の改修費として約7億9千万円、秋篠宮ご一家のお住まいである秋篠宮邸の改修費の一部約2億3千万円を計上。上皇、上皇后のお世話をする「上皇職」に65人、新天皇ご一家を支える侍従職に75人、秋篠宮ご一家を支える「皇嗣(こうし)職」に51人を配置することに伴い、計36人の職員を増員するなど、職員の体制整備に約3億3千万円を求めた。

 皇太子さまの即位を国内外に示す「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」(即位の礼、来年10月22日)をはじめとする一連の儀式は、今後、政府の「式典委員会(仮称)」で詳細が決められる。即位後初めての新嘗祭(にいなめさい)「大嘗祭(だいじょうさい)」(同11月14~15日)が執り行われる大嘗宮(だいじょうきゅう)の設営関係費などは、即位の礼の海外賓客規模を踏まえて算定するため、金額を明示しない「事項要求」とした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最近皇室のお金にまつわる記事がよく出ます。これは、生前退位に
掛かる多くの税金への国民の批判をかわそうとする狙いがあるのだと思います。それに加えて
内廷費の増額を希望しているのではないかと受け止めます。




カツ丼、お団子など 皇室のプライベートなお金の使い道
2018.09.18 16:00
https://www.news-postseven.com/archives/20180918_761533.html?PAGE=2


週刊ポストの9月の記事には、内廷費の使い道が詳しく書かれていて、内廷皇族の受け取る
おこづかいは500万円ほどだと書かれています。3億2400万円の三分の一は、宮中祭祀
などに奉仕する職員の給与に使われるそうで、内廷費が多すぎることはないという記事になって
います。最近よく出されるこれらの記事は、法律で決められている内廷費の増額を計っているの
ではないかと思っています。内廷費をもっと増やしてほしいという思いが、背後にあるのでしょう。

皇嗣殿下となられる秋篠宮さまの皇族費が3倍になりましたので、秋篠宮家の受け取る皇族費が
内廷皇族二家族の受け取る実質の内廷費より多くなるのでしょうか?

秋篠宮ご夫妻の多くの働きによって支えられていると思う皇室ですから、それに見合った予算の
編成となっているのかもしれません。安倍首相の配慮でしょうか。

5月1日が徐々に近付いて来ますが、次代を担う皇太子ご夫妻には、心配の種は尽きません。

安倍首相、皇太子の背後に「反安倍派」が見え隠れで懸念
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180816-00000005-pseven-soci