「日本海」という名前が世界地図から消えるかもしれない?

日本列島の北西側に広がる海を「日本海」と呼ぶのは、日本人にとって当たり前すぎるほど当たり前のことです。

日本人にとってだけではありません。

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「日本海」という名称は国際的に認められている?

「日本海」という名称が正式に決められたのは1920年代のことで、国際水路機関(IHO)によって決定されています。

つまりは国際的にも認められている名称なのです。

ご承知の通り、「日本海」は、日本列島およびサハリンによって太平洋から切り離されている極東アジア北東部に位置する海域です。

そして、じつは歴史的にもこの名称を命名して広めたのは日本人ではありません。

1602年にイタリア人のカトリック教会司祭であるマテオ・リッチが作成した「坤與万国全図(こんよばんこくざんず)」の中に登場した名称であり、その後西洋社会に広まったのです。

つまり、地理的理由によって自然に生まれた名前が、自然に世界に広まったのが、「日本海」という名称なのです。

日本海(Sea of Japan)の表示がある国際地図の画像

ところが、「「日本海」という呼び方はおかしい。今すぐ変更せよ」と主張する国があります。

お隣の韓国です。

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韓国は「日本海」という呼び名を変更すべきと主張!

1992年の国連地名標準化会議において、韓国は「「日本海」という名称は、かつての日本の帝国主義や植民地政策の名残りであり、韓国は容認できない。代わりに「東海(とんへ)」という名前を採用すべきだ」と主張しました。

これが「日本海呼称問題」として今も尾を引いているのです。

ところが、韓国は「日本海」という名称が国際的に認められた経緯・根拠を認めず、あくまでも韓国を基準にその東側にある海として、「東海(とんへ)」という呼称こそが正当だと主張しています。

また、韓国、北朝鮮、ロシア、日本の4ヶ国に囲まれた海域であるにもかかわらず、日本という特定の国名だけが名称に使われているのもおかしいというのもその理由の一つです。

ちなみに、北朝鮮韓国同様の主張(ただし、名称については「朝鮮東海」)をしていますが、ロシア、中国「日本海」という名称を容認しています。


いまだに決着がつかないこの問題、もしかしたら地図から「日本海」の名前が消えてしまう可能性もあるだけに、その議論の推移が気になるところです。

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