お世話になった師長さん

2020-09-25 11:59:14 | 透析
寝たきり状態の自分は、透析を受けるにも車イスからベッドへひとりで移ることができません。
そのようなたくさんの介助を必要とする透析患者である私を気にかけてくださった師長さんが異動されました。
師長さんが異動されることはないとは思わないけど、やっぱりショックでした。

この師長さんがおっしゃることには気づかされることが多かったのですが、特に本当にそうだったと感じたのが、話すことができない自分は、診察を受けるとき医師の説明を受けるのは同伴する家族が当たり前と思っていましたが、「筆談しないなんてひどいよ」と少しご立腹されたことでした。
このことを、(現在リハビリはお休み途中ですが・・・)お世話になっているリハビリ療法士さんは、師長さんのことを「いい人」とおっしゃいました。

医師の説明を受けたのは家族で、自分は確実に受けていないと思ったからです。
子供なら親が医師の説明を受けるのは親の責任だと思われますが、自分の場合はそうは思えず自分の責任を放棄したように感じました。
筆談を忙しい医師にお願いするのはどうかという気もするのですが、今は診察前にお願いしたいこととか質問などを予め書いて読んでいただいています。

医療はお願いして専門的知識や技術で治療していただくと思っています。
自分がかなり障害が重い状況でも、医療は患者の意志を持ち続けて受けるべきものなんだなと師長さんから教わりました。
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