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【チープの世界】ポチりたい「JACK MASON」の緑色

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「ジャック・メイソン」はアメリカのテキサスで2013年に創業した新興の腕時計ブランドです。2万円半ばから3万円半ばまでの買いやすい価格帯でラインアップされたコレクションを展開中。以前からAmazonで見かけては「ちょっとコレ…いいやん」と、何気に気になる腕時計ブランドでした。

 

https://gigaplus.makeshop.jp/tokyowatch/img/cont/top_info_jm_20190423.jpg

 

とはいえ、率先して情報を拾いにいくほど私も動いたわけではありません。しかし…見ちゃいました「東京ウォッチスタイル」さんのショップサイトを。

 

JACK MASON(ジャックメイソン)【公式】テキサス発の腕時計通販 | 東京ウォッチスタイル

 

先に言っておきます。私は「グリーンのダイアルに弱い」のです。服に合わせたりとかは本当に難儀するダイアルカラーなんですが、見つけると物欲が「ゾワゾワ」するんです。きっと、前世がミドリムシだったとか…あるいは変な病気です(笑)

 

https://gigaplus.makeshop.jp/tokyowatch/img/cont/botanical_top.jpg

※写真は東京ウォッチスタイルさんのサイトから

 

か…かっけぇ~(@_@;)

 

なんだろう…欲しいものが「全部揃ってる」(笑)

 

妙に気になるデザインのダイバーズ、パンチとひねりの効いたパイロット、そして美しいバイカラーのクロノグラフ。新興ブランドでありながら売れ筋の「ド定番」で勝負にきてます。「若いんだから…もっと冒険したらいいのに!」ですとか、私みたいなオッサンはつまらんゴタクを並べがちですが、見向きもされない方向性じゃああっという間に倒産です。そう思えば、手堅い展開に文句を言う筋合いはありません。それに、ド定番展開ではあるものの、よ~く見ると…「凝っている」のですよ。これが(*´∀`*)

 

というわけで、数量限定として発売された「ボタニカルグリーンモデル」を見ていきましょう。鮮烈な緑が目に染みるラインアップです。

 

DIVER BOTANICAL GREEN MODELS JM-D101-023

https://giga-images-makeshop-jp.akamaized.net/tokyowatch/shopimages/45/04/2_000000000445.jpg?1552985440

今やクラシカルと言っても良いダイバーズの原型的なスタイルを持つ時計です。細部までよく見ると、あちこちマニアックな作りであることが解ります。まず目を引くのがハンド(針)のデザイン。一部で人気の通称「タコ針」風の時針、秒針もほんのりと差し色が効いて主張があります。いやぁ~なんか楽しい(笑)

ベゼルも丁度いい幅加減です。数字書体はどうやらペラっとした印刷ではなく、彫り込まれたもののようです。マッシブなベゼルエッジもデザイン上の良いアクセントになっていますね。

https://giga-images-makeshop-jp.akamaized.net/tokyowatch/shopimages/45/04/4_000000000445.jpg?1552985440

裏蓋は残念ながらスクリュー式ではないようです。それでも防水性能は300メートルあるそうです。「なんちゃって」ではなく、ちゃんとしたダイバーズですね。

このケース、バックビューがもの凄くキレイですね。クオーツなので裏スケには期待できないわけですが、そんなことはどうでも良くなるような存在感のある後ろ姿です。そしてこの「五連ブレス」。ダイバーズの類にこういったドレスっぽいブレスを付けるのもなかなか良いものです。これならビジネスでも安心して使えそうです。

 

ムーブメント:日本製クォーツ ケース:ステンレススチール316L ケース幅:42mm 

風防:ミネラルガラス ベルト:ステンレススチール316L ベルト幅:22mm 

重量:168g 防水性能:300m

 

 

AVIATION BOTANICAL GREEN MODELS JM-D101-023

https://jackmasonbrand.jp/products/img/jm-a101-404-1.jpg

IWCのパイロット・ウォッチにも通じる都会的な顔立ちのダイアルが、ホントたまんないですね。精度の高いアプライドインデックスが価格と不釣り合いな高級感を醸しています。そしてこの深いグリーンの色使い!キレイです。文句なしに(*´∀`*)

クオーツなので「なんちゃって系」かと思いきや、細部まで本気で作られた時計だということが解ります。安いからって「安もの」じゃいかんのです。それだったら「チープの世界」では決して取り上げなかったでしょう。リューズはパイロットがグローブをはめた手でも扱いやすい「ビッグブラウン仕様」です。いやこれいいな!

https://jackmasonbrand.jp/products/img/jm-a101-404-3.jpg

 

ケースバックには雰囲気のある航空機のデザインが品よく描かれています。リューズには1845年まで実在した「テキサス共和国」の印「ローンスター」の刻印。イタリアンレザーのストラップも清潔感があって上質そうです。パイロット・ウォッチ好きの方なら満足できる一本ではないでしょうか?

 

ムーブメント:日本製クォーツ ケース:ステンレススチール316L ケース幅:42mm 

風防:ミネラルガラス ベルト:ステンレススチール316L ベルト幅:22mm 

重量:72g 防水性能:100m

 

 

RACING BOTANICAL GREEN MODELS JM-R402-013

https://jackmasonbrand.jp/products/img/jm-r402-013-1.jpg

クロノグラフをダイアル外周でバイカラーにすると、どうしても「ナビタイマーオマージュ」っぽくなってしまいますが、この「JM-R402-013」に関しては「もういいじゃないか!カッコいいんだから!」と言いたくなります。航空計算尺じゃなくてタキメーターが付いているわけで…こちらはレーシングウォッチなのです。

視覚を独占する鮮烈なグリーンにポイントの赤い差し色が効いています。アメリカのテキサスというともっとこう…雑で大雑把な印象、例えば午前中からTボーンステーキを食っちゃうようなイメージだったのですが、こういう繊細な物作りを見せられると、認識を変えざるを得ません。欲しい…(´;ω;`)

https://jackmasonbrand.jp/products/img/jm-r402-013-3.jpg

ほほぅ!これはバックビューがシブいですね!全く安っぽく見えません。3種全モデルに共通するネジ止めの裏蓋ですが、デザイン的にはとても美しいと思います。どのモデルも実用的な防水性を備えていますので、そこの心配も無用だと思います。ストラップもイタリアンレザーの雰囲気満点のものが付いてます。

 

ムーブメント:日本製クォーツ ケース:ステンレススチール316L ケース幅:40mm 

風防:ミネラルガラス ベルト:ステンレススチール316L ベルト幅:20mm 

重量:62g 防水性能:100m

 

 

ここまで煽っておいてなんですが…残念ながらレーシングモデルの「JM-R402-013」以外は完売したようです。私も今さっき知りました。ここまで書いて知りました(汗)

高級腕時計といわれるカテゴリーの時計にはもちろん、価格に見合った価値があるわけですが、「チープの世界」でご紹介する腕時計は、安くても「本物の価値」を持つと私が睨んだ逸品ばかりです。この「ジャック・メイソン」のボタニカルグリーンモデルにも価格を超えた腕時計の魅力を感じました。

 

しかし、売り切れちゃってたら…アレやん。どうしようもないやん。

 

ボタニカルグリーンモデルの原型になったモデルならまだ買うことができるようです。これらももちろんカッコよさは変わりません(むしろ使いやすさはコッチ?)

 

DIVER JM-D101-002

https://jackmasonbrand.jp/products/img/jm-d101-002-1.jpg

バリエーションが幾つかありますが、私ならこのステンレスブレスモデルの「青ダイバーズ」にします。アンティーク感があるので、年齢層を選ばないと思います。こうしてマジマジ見ると、結構高いオリジナリティーがありますね。

 

 

 

AVIATION JM-A101-007

https://jackmasonbrand.jp/products/img/jm-a101-007-1.jpg

アビエーションなら「ヤケ夜光風アワーマーカー」のこれをオススメします。パイロット・ウォッチ好きの夢が詰まったクラシカルなデザインが最高です。NATOベルトの似合うこと似合うこと(*´∀`*)

 

 

RACING JM-R402-001

https://jackmasonbrand.jp/products/img/jm-r402-001-1.jpg

バイカラーダイアルではないのでかなり印象は異なりますが、レーシングの中で選ぶならコレもオススメできます。とてもシブいブルーのダイアルがインダイアルの色変化も伴ってゴージャスな印象です。時刻を確認するたびに必ず目を奪われるでしょう。私ならミラネーゼのブレスも試してみると思います。勘ですが…間違いない組み合わせです。

 

 

アメリカ・テキサスのイメージを大きく変えた「ジャック・メイソン」の腕時計。手頃な価格で最大級の満足が得られる予感がします。腕時計好きの方なら「腕時計好きが作った時計」であることが解るそのディティール。腕時計好きを思わず「ニヤリ」とさせてくれる逸品です。

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