ベルキット フォード フィエスタRS WRC 2017 #09 シャシ、内装組立 | kingmanの模型製作記Ⓐ

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カーモデル・戦車模型を中心にバイク、艦船、飛行機、ガンプラ等々いろんなプラモデルの製作日記をゆっくり書いてます。


ベルキット 1/24 フォード フィエスタRS WRC モンテカルロラリー2017(BEL012)の製作記9回目です。
今回は、シャシーや内装への墨入れやデカール貼り等の細かい作業と組み立ての製作日記。

このあと色々あって、今回がフィエスタ製作のハイライトです。
ここまでは良かったんだけどなぁ・・・
なのでちょっとボリューミーマミな日記になってますが、お付き合いください。

 


■製作日記

・シャシー組立


シャシー側のパーツはこんな感じ。細かいようなそうでもないような。
カーモデル製作では塗装済みのパーツを一気に組み立てるこの工程が一番楽しいかも。エクスタシー!


タイヤのゴムパーツはなんかゴワゴワしててイマイチな感じですが、ミシュランのデカール貼ったらそれなりに良い感じに。


ブレーキディスク用のエッチングパーツが1枚入ってなかったけど、塗装色のスーパーステンレス2スーパーステンレス2が名前のとおりステンレス製のエッチングとほぼ同じ色なので違和感ないかも。
ショックも良い感じ。


フロントまわりの組み立てはインストがシンプル過ぎて、順番や位置が良くわからない箇所がちらほら。
ステアリグを切れるようになってはいるけど、接着してはいけない箇所が明記されてないので注意が必要。

 


ラジエーターはなるべくコクピット側に引き寄せて接着しないと、後でボディがハマりにくくなります。


インストでは位置が解りにくいブレーキ冷却用(とブレーキフルード用?)のホースはこんな感じで取り付けます。
右側の黒い板状のパーツは、この後取り付けるサスペンションロアアームにポン付けで接続されるので、この時点では完全に接着しない方が良いです。


ちなみにこのキット、シャシーの地面側と内装側のパーツが別パーツで、細かいパーツのダボ穴が裏側まで貫通しているので、パーツをはめ込んで裏側から流し込み接着剤や瞬着を流し込んで接着する事で、接着剤のはみ出しを気にせず綺麗なパーツ取り付けができます。


ステアリングロッドは接着せずにハメるだけ。

その上にかぶせる留め具パーツもハブナックル側にだけ接着することで、ステアリングを切れるように組めます。



最後にロアアームを取り付けて、フロント足回りの組み立て完了。

最初に取り付けていた前途の黒い板状のパーツは、分かりにくいけどこんな感じでロアアームに接続します。


タイヤを取り付けるとほとんど見えなくなっちゃうけど、ショックや冷却ホースが良い感じです。
ちなみに、このキットの足回りは接着面積が少ないパーツが多いので、タイヤ取り付け時等にパーツがバラバラにならないよう、適宜瞬着を使って接着しています。
見える箇所に使う瞬着は、WAVEの低白化瞬間接着剤WAVEの低白化瞬間接着剤が白化しにくいので便利。



続いてリア側の足回りの組み立て。
リア側もこんな感じでフェンダー奥側にホースやらサスペンションアームの一部(これもロアアームに接続されるので接着位置注意)やら、謎の黄色い箱が付きます。
ここもインストの取り付け位置の指示が解りにくいんですが、こんな感じで取り付けるのが正解みたいです。


リアの足回りは可動も無いので特に難しいところもなく、簡単に組みあがります。

リア側のフェンダー内も良い感じや!




マクファーソン・ストラット式のサスペンションがちゃんと再現されているので、組んだ後の満足度高し!
こんなシンプルというか華奢な構造のサスペンションなのに、200キロ以上で悪路を激走したり、40メートル以上の大ジャンプの衝撃を吸収したりできるよなぁ。
こんな良い感じに再現された足回りなんだけど・・・




アンダーパネルとリアディフューザーのパーツを取り付けると、
悲しいけどコレ、全然見えなくなっちゃうのよね・・・
リアのゴム製マッドガードがリアルで良いけども。
幸いこのパーツ達は接着しなくてもぴったりハマって保持できるので、接着しないようにしておけば取り外しは可能です。



ということで、一旦アンダーパネルは取り外し、タイヤを取り付け。
ポリキャップの品質が悪いからか、ちょっとキツイので奥まで挿入するときにサスを壊さないよう注意。
それなりに真っすぐ綺麗に取り付けできました。


接地も問題なし。


ステアリングもこのぐらいは切れます。


でもやっぱタイヤを取り付けると、フェンダー内の良い感じのサスやブレーキは見えなくなっちゃうなぁ。


ディフューザーは意外に目立つから、カーボンデカールカーボンデカールを貼った甲斐があります。

 

・内装組立


まだまだ続きます!後半は内装の組み立て。
内装もこんな感じで結構凝ったパーツ構成になっており、組み立て後が楽しみでテンション上がります!
シートベルト用のリボンや金具もキットに同梱されているので、(面倒だし時間かかるけど)インストに従って組んでいくだけですよ。一部難しい所はあるけれども。



まずはスペアタイヤの取り付けから。
いきなり面倒なベルトの工作が待ってます。
なにもスペアタイヤの固定ベルトまで再現しなくても、っていう気もしなくもないですが、この辺までもキット単品で再現しているところがベルキットのこだわり!そこにシビれる!あこがれるゥ!
モデラーとしては答えないわけにはいかないですよね!(しばらくベルキットは作りたくなくなったけど。作りやすいタミヤはやっぱ最高!)



ちなみに、ほとんど見えなくなるけど(そもそも内装自体がほとんど見えなくなるけど)、スペアタイヤの内側にはオイルキャップのようなパーツを取り付けないといけないので忘れずに。拘りスギー!




リボンを現物合わせで丁度よい長さに切り、金具を取り付け。

キット付属のリボンはある程度余裕のある長さになっていますが、最終的に余ったのはこのぐらいなので大雑把に切り続けると足りなくなるカモ。特に最後にかなり長いものが4本必要になるので注意。
またこのリボン(だけ)は品質が良く、両脇に縫い込みも入っているので毛羽立つこともなくて使いやすかったです。
リボンの接着にはボンドを使いましたが、ピンセットで1分ぐらい抑えていればちゃんとくっつくし、安全に綺麗に仕上がるのでオススメです。瞬着使ったりするとしみ込んで汚くなりますしね。
特にタミヤのクラフトボンドタミヤのクラフトボンドがノズルが細くて直接塗れるのでオススメ。


若干真ん中からずれたけど、綺麗に緊縛出来ました。SM好きのくまパパさんとかにはたまらないんだろうなぁ。
地味に時間かかったけど良い感じや。


トランクルームにインパクトレンチやジャッキを取り付け。



フロアに取り付ける細かいパーツをサクっと接着。
色どりも鮮やかで良い感じ。
この辺のパーツもシャシー側と同様にダボ穴が裏まで貫通しているので、裏側から流し込み接着剤を流し込むことで綺麗に接着できます。




そしてまた地味に時間がかかるベルト工作。
一部の接着だけだとシートベルトが浮いてしまうので、リボンの裏面全面にボンドを塗って接着してます。



肩ベルトは実車同様にシートの穴を通してトランク側のロールバーに固定されるので、長さ注意。
残ったリボンを4分割し余裕を持って切り取ってから接着してます。


肩ベルトに貼り付けるスパルコ社のロゴのデカールですが、マークセッターやソフター使ってもなかなか密着しないので、瞬着を点付けしたら溶けました(泣)


しょうがないのでデカール版のシートベルトから適当に切り取って貼り付けておきました。
そうそう、このキットにはこのクソ面倒なリボンで再現するシートベルト以外にも、選択式でデカールもついているんです。優しい!


最後にロールバーに肩ベルトの終端を巻き付けてリボン工作終了。



うーん、時間かかったけど良い感じや!



そしてハンドル、ロールケージ周りの取り付け。
ここが内装の最後の山場。



仮組みのときに分かってたけど、取り付け位置だったり手順が複雑で結構組むのが難しいんですよ。インストはわかりにくいし。
パイプが複雑に絡み合ってる上に片側浮いた状態で組まないといけないので、弾力がある接着剤で仮接着しながらなんとか組みました。



で、ザクっぽいダッシュボードを被せ、ロールケージを無理やりくっ付けて内装完成!
ロールケージも合いにくくて苦労したような気もします。

でもこの完成状態を見ると、その苦労も吹き飛びますね~!
太くて厳重なこのロールケージが、時速200キロで崖から転げ落ちてもドライバーは何ともないという驚異の安全性を実現してるんですよね~!非常に




良い感じや~!


という感じでたっぷり内装を眺めて記念写真を撮った後、ドアパネルを取り付け。






最後にシャシー側と内装側のパーツを接着して完了です!
この状態でもう満足!

 

あまりに満足したのでタミヤのターンテーブルタミヤのターンテーブル(2000円ぐらい)買って動画まで撮っちゃいましたからね(笑)
というか本当にココがこのキット製作のハイライトでしたよ・・・


ではまた!

 


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