ベルキット フォード フィエスタRS WRC 2017 #10 ボディ仕上げ、最終組立 | kingmanの模型製作記Ⓐ

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カーモデル・戦車模型を中心にバイク、艦船、飛行機、ガンプラ等々いろんなプラモデルの製作日記をゆっくり書いてます。


ベルキット 1/24 フォード フィエスタRS WRC モンテカルロラリー2017(BEL012)の製作記10回目です。
今回はボディの研ぎ出し、オーバーコート、コンパウンド磨き、組み立て、の完成状態までの製作日記。

2ヵ月ぐらいかかったフィエスタの製作も今回で完成です。
結局イマイチな仕上がりにはなりましたが書いていきますよー。

 


■製作日記

・研ぎ出し



まずはボディの研ぎ出し。
デカールの上に吹いたクリアを2週間ぐらい乾燥させ(放置してただけ)、神ヤス2000番とMr.ラプロス#4000(2000番相当)を使って研磨しました。
デカールが厚めなので段差が大きく、クリア層を削り切っちゃわないかヒヤヒヤでした。
ボディは半艶仕上げにするのでこの後3000番で軽く表面を整えて研ぎ出し終了。


クリアパーツやエアロパーツは光沢仕上げにするので、なるべく表面を綺麗にするよう2000番から4000番まで使って磨いておきました。

 

・オーバーコート




続いてボディへのオーバーコート。
模型映えを狙って光沢で仕上げるか、実車同様(一部光沢の箇所もあるけど)の半艶で仕上げるか迷ったんですが、やっぱ艶々のフィエスタは違和感あるので半艶で行くことに。
3倍に希釈したガイアノーツのEx-セミグロスクリアープレミアム(Ex-09)を吹き付け。
理想の光沢感に仕上がりました。
この塗料は他のつや消し系クリア塗料と違って表面が綺麗&滑らかに仕上がるので、半艶仕上げにしたいカーモデルのボディのクリアコートにもオススメです。


光沢仕上げにするリアウィングやクリアパーツは、3倍希釈のガイアノーツ Ex-クリアー(Ex-03)でオーバーコート。

 

・コンパウンド磨き



3日ぐらいクリアを乾燥させ、Mr.コンパウンド 細目⇒タミヤコンパウンド(仕上げ目)⇒ハセガワ セラミックコンパウンド⇒ハセガワ コーティングポリマーでコンパウンド磨き。メインのパーツでもないので適当に。
面積が大きいボディを磨かなくて良いので楽でした。

 

・ボディ組み立て


地味に苦労したのがこのリアウィングの組み立て。
ダボが小さくダボ穴が大きいので組んだ状態では保持できず。接着面も狭いし。

透明なボンドで仮接着して真鍮ブロックで抑え込み、形が整った後に低白化の瞬着を流し込んで固定しました。

たまたま上手く組みあがって良かったですが、運が悪いと組み立てに失敗する要注意な箇所ですよ。


ちなみに、このウィングの仮接着にも使ったり、この後のクリアパーツの接着にも使ってますが、最近良く使うボンド系の接着剤がコニシの「デコプリンセス」。通称デコプリ。
スマホケースやネイルにラインストーンを接着する為の透明な接着剤なんですが、用途が用途なだけにそれなりに接着力もあるし金属にもプラにも着くし、乾燥も意外と早く、何より粘り気が低いので塗りやすくはみ出しにくくて使いやすい。はみ出しても簡単に取れるし、乾燥後は透明だし。
カーモデルの外装パーツの接着は元より、仮接着やエッチングパーツの接着(応力に負けるので無理やり押さえつけて接着する箇所とかには使えないけど)とかにも使えて便利です。



最後にサイドウィンドウの窓枠をフラットブラックで塗装。
一部分だけつや消し黒の窓枠があるのでこのタイミングでマスキング塗装しました。

吹きこぼれもなく綺麗に塗装出来て良かった。


これで外装パーツの組み立て準備は完了!
あとはこのパーツ達をボディに接着してシャシーと合体させるだけ!



まずはフロントウィンドウとリアウィンドウが一体化したクリアパーツをボディに接着。

このパーツ、そのまま接着するとリアウィンドウ下側に1、2mmの隙間ができます。
なので、下側を瞬着で固着させリアウィングで隠れる上側を浮かせ気味に取り付ける方が良いと思います。


この辺でやっと気づいたんですが、ルーフやリア周りのデカールにヒビが入っちゃってるんですよね~。
オーバーコートの乾燥過程でヒビ割れしたのか、ボディ触ってるうちに入っちゃったのかわかりませんけど・・・

思えばシャシー側にボディを軽くはめ込もうとして全然ハマらず、ピキピキ言わせてた気もするしなぁ・・・
今からリカバリするのも面倒だし、他にも汚い所あるから細かい事は気にせず完成させる事にしました。



ルーフにベンチレーター(WRカーはエアコンを搭載してないので、ここから外気を取り込んで車内を冷やします)やアンテナ、車載カメラの取り付け。
アンテナは遊びが大きいので接着時の角度注意。
うーん、手前側にもヒビが・・・テンション下がるなぁ。



フロント周りのパーツ取り付け。
ヘッドライトのクリアパーツはピッタリだったけど、フロントグリルのメッシュやボンネットのメッシュパーツがちゃんとハマらず苦労しました。


テールランプのクリアパーツは合いが悪くてイマイチ。


前後に貼るFordのエンブレムとドアミラーの鏡面用のインレットマーク貼り。
これも失敗しましたよ。
普通に剥がして貼るだけだと思ってたら全然剥がれず、無理やり剥がしたらビロビロに。
まさかと思って水に付けてみたら綺麗に剥がれたので、これはインレットマークじゃなくて金属風の水転写デカールだったんですね~。

失敗した方はハセガワのミラーフィニッシュに置き換えて何とかそれっぽくしましたよ(写真右側がミラーフィニッシュで置き換えた方)。
ベルキット難しいー。



Fordのエンブレムは綺麗に貼れました。



WRカーの特徴でもあるデカいリアウィングの取り付け。
うーんカッコイイ!
これも取り付け位置に遊びがあるので、空力セッティングを考えていい感じに装着しましょう(適当)。

 

・合体




サイドウィンドウも取り付けてボディ完成。あとは合体させるだけ。
無理やり挿入しないとシャシーにハマらなく、二度と分離出来なそうなので最後に写真撮っておきましたよ。
シャシー側は上手く出来たけど、ボディ側は汚くなっちゃったなぁ。まだまだ力不足ですね。




で、ボディとシャシー合体させて完成!
この合体もラジエーターか何かが引っかかって全然奥まで差し込めず、バラバラになりかけました。
結局ちゃんとはめ込めてなくて、特にフロントフェンダーが浮いてます。




車内は全然見えないなぁ。
でも、ほぼ最新のWRカーが手元にあるだけでも満足^^
9月のWRC再開が待ち遠しい!

いやー、それにしても初めてのベルキットは大変でした。もう途中で心折れてましたね~。
シトロエンC3が出たらまた手を出しちゃうんだろうけど。
ということで、次は作りやすいタミヤのキットに癒してもらおうと思います。

 

ではまたー!

 


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