タミヤ ドゥカティ 1199パニガーレS #02 仮組・工作 | kingmanの模型製作記Ⓐ

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カーモデル・戦車模型を中心にバイク、艦船、飛行機、ガンプラ等々いろんなプラモデルの製作日記をゆっくり書いてます。


タミヤ 1/12 ドゥカティ 1199パニガーレS(14129)の製作記2回目です。
今回はアフターパーツを組み込みながらの仮組みの製作日記。

 


■製作日記

バイク模型はネジで固定するパーツが多いので、仮組みしやすいのが良い所。
アフターパーツの工作をしながら仮組みして、追加工作やカラーリングを考えようと思います。


まずはエンジン周りから。
独特のサウンドを生み出すLツインエンジンは、ぴったり合い合わせ目も目立ちません。
フラットアルミで塗装するパーツが多いので、仮組み段階でもわりと接着出来ちゃいます。


エンジン下に配置される特徴的な形状のマフラーは、パーティングラインが目立つので消しましょう。
日本仕様だと規制の関係で形状が違うんですよね~。このマフラーがカッコイイのに。
昔乗ってたバイクもスーパートラップタイプのホワイトブロス製マフラー(レース用)をエンジン下にマウントさせてたなぁ。
そのバイクで林道走ってるときに、マフラーが段差に当たって取れちゃったのも今となっては良い思い出。



蛇のような複雑な形状が特徴的なエキパイもパーティングラインと合わせ目が目立つので綺麗に整形しましょう。
最近はピンポイントでの捨てサフ替わりに、クレオスのフィルタリキッドを使ったりしてます。濃度が薄いので塗料の削りカスで目詰まりしにくいのが良い所。


ぴったり合いますね~。エンジンとマフラーだけでもカッコイイ!
名前の通りのL字型でフロント側に大きく傾いたシリンダーが、前輪への荷重を高めてコーナリング性能を上げる効果があるんですよね~。



エアボックスを兼ねたフレーム。目立たないけど真ん中に合わせ目が出来ます。
ちなみに、ヘッドライトを接続する棒上のパーツには若干遊びがあるんですが、フレームの上側に密着するように接着しないと、カウルに隙間ができる(らしい)です。
大きなフレームはこの部分だけで、F1のようにエンジンをストレスメンバーにしている事が良くわかりますね。



地味に効果がありそうなのがTopStudioのアフターパーツに含まれているラジエーターフィン用のエッチング。
貼り付けるだけでキットのモールドより実車っぽい見た目になります。

キットでは省略されているラジエーター裏側のフィンを再現できるのもポイント(完成後はカウルで隠れちゃうけど)。



続いてリアまわり。片持ち式のぶっといスイングアームがカッコイイですね~。


リアのブレーキディスクもTopStudioのアフターパーツが対応しています。

組み込みにはキットのパーツを加工(ディスク部分を削り取って真ん中のハブだけ流用)する必要があります。
やっぱプラとは違いますね、プラとは。この質感や薄さ、穴の精度をプラで表現するのは大変です。


リアサスもアフターパーツが対応。
シリンダー部分、リザーバータンク(金色のはタミヤ純正アフターパーツ)用の挽き物パーツとスプリングがついてます。
キットにも金属製のスプリングが付いているのに何故わざわざ?と思ったんですが、キット付属のスプリングは実車のものに比べて細いんですね~。それで太めのスプリングが入ってるんですね。
ここもシリンダー部分はキットのパーツを加工して流用する必要があります。エッチングソーを使わないと綺麗に加工出来ないかも。

説明書通りに組んでみたものの長さが足りず隙間が出来ました。アフターパーツあるあるですね。
ディティールアップしてバランスが崩れるパターンw

スペーサー用のエッチングパーツが余分についてたので、2枚追加して隙間を無くしました。
このキットはサスやスイングアームが稼働しないタイプなので安心なんですが、可動するタイプだったら車高が変になってただろうなぁ。


220mmのぶっといリアタイ&ホイール。
ホイールは内側全周に渡ってパーティングラインが走っていて、これを消すのが地味に面倒でした。


リアウィンカーとナンバー用のステーはカッコ悪いので付けるのやめます。
ナンバーなんて飾りです!ウィンカーなんてなくても手信号使えば良いんですよ。

丸ごと付けないとお尻に穴が開いたままになってしまうので、キットのパーツを削り込んで蓋替わりにします。



フロントサスはタミヤ純正アフターパーツを使います。
流石タミヤ純正のアフターパーツ。加工もいらず簡単に組み込めます。
塗装無しでこの質感は嬉しいですね~。


ちょっと組み立てが面倒なアフターパーツのフロントディスク。

このパーツを接着して作ります。

スペーサーの接着はずれないように慎重に。

最近多用しているコニシボンドのデコプリンセスで位置決めしながら仮接着し、瞬着で固定してます。デコプリ便利。
これも説明書通りだと厚みが足りなかったので、左右それぞれ1枚ずつワッシャー上のパーツを追加してます

ハブ部分は微妙な曲げ加工が必要でちょっと難しい。
スペーサーとの接続には真鍮線を差し込むようになっているんですが、なんとなくアドラーズネストのリベットヘッドMを埋め込んでみました。

キットのブレーキディスクとの比較。リアと同様、本物っぽい質感が良いですね~。

うーん、良い感じ!

適当に組んだのに真っすぐに出来上がるのも流石タミヤ。
(パーツから歪んでたアオシマのニンジャと大違い・・・)


ハンドルには地味にWAVEのR・リベット【角】を追加。


TopStudioの汎用ディティールアップパーツを使って電装系の再現もしようかと思いましたが、面倒なのでやめました。


リアエンドのフレームと電装ケースを装着。
跳ね上がったリアエンドがカッコイイ!
残すは外装の取り付けのみ。


左右分割されているタンクは裏側に0.5mmのプラバンを貼って補強しました。
ニンジャのタンクの研ぎ出ししてたら力を入れ過ぎてヒビが入っちゃったので念のため。



フロントカウルには(わかりにくいけど)パーティングラインが入ってます。

ウィンドスクリーン留めのピンのモールドは、整形や研ぎ出しの邪魔になるので削り落としました。
穴を空けておいて、本組みのときにアドラーズネストのリベットヘッドSを差し込みます。

フロントカウルを装着してネイキッドバイク状態に。これはこれでカッコイイな。



サイドカウルの留め具は省略されているので、TopStudioの1.0mmリベットを埋め込めるようにしておきます。





仮組み状態でもカッコイイ!
どのパーツもピッタリだし(ネジは多いけど)パーツ数もそれほど多くなく、組んでて楽しいキットです。
どんな塗装にしようかなぁ。

ではまた!

 


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