この前友人と遊びに行った時の話です。

その友人は最近髪が薄くなってきたのが悩みらしく、他の人から

「髪ヤバくない？」

と聞かれることが多くなって、それで気にし始めたらしいです。

昔の僕程ハゲてはいないんですが、

↓昔の僕

全体的に髪が細くなって、分け目とかから地肌が結構見えるようになってました。

ハゲではないんですが、ちょっとキテるみたいな感じですかね。

30過ぎるとこんな感じの人が、周りでちょこちょこ出てきます。

で、その友人と遊ぶときはよく薬のことをきかれるようになって。

友人「まだあの育毛剤みたいなの飲んでんの？」

僕「うん、飲んでるよ」

みたいなやり取りをしつつ、髪についていろいろ話すようになりました。

と言っても真剣な話に発展することは無く、ほぼ雑談ですが。

友人「まだ俺ハゲとは分かんないよね？」

僕「う～ん、まだ大丈夫じゃね？」

友人「でも最近たまに言われるんだよね」

僕「まぁ見る人が見たらって感じではあるかも」

「分け目のトコとか」

友人「ここでしょ？あと上の方とかヤバいさね。他の髪で隠さないといかんし」

僕「なんとか40まで逃げ切ったら大丈夫やろ」

「40なったら周りも結構ハゲてるやろし」

友人「そうね。ヤバくなったら俺もその薬飲もうかな～」

僕「まぁ飲んだら生えてくるからね～」

「今の感じならまだもうちょっと大丈夫じゃない？」

この友人は会うたびにまだ飲んでる？と聞いてくるので、興味津々なのが伝わってきます。

ただ飽きやすく冷めやすい性格の友人なので、実際にクリニックに行って毎日治療薬飲むなんてことはしなさそうな感じ。

本格的にハゲ始めたら、どうなるかは分からないんですが。

で、僕の友人にはハゲかけの人もいますが、ヤバいくらいハゲてきてる人もいる訳で。

でも大体「ハゲ話」する人は、「ハゲかけ」の人が多いですね。

ヤバいくらいのハゲの人は、そもそもそう言う話をしないというか、触れちゃいけないみたいな空気になっていて。

その本人も自分からネタにしてくれないので、こっちから触れにくい感じになってるんですよ。

「○○さ、めっちゃハゲてるよね」

とは言えず、心の中で思ってるみたいな。

これ僕もすごく分かるんですが、リアルにハゲてくるとハゲの話ができなくなってくるんですよ。

今はハゲ、ハゲ言ってますが、前はハゲって言葉が言えなかったですからね。

リアルにハゲると、

「あ、おれのことだ」

って心の中でブレーキを踏むようになるんです。

今思えばああ言うのが地味につらかった。

マイルドなハゲだとハゲをネタにできますが、ガチのハゲだとネタにできなくなってきます。

多分30代とか中途半端な年代だと、そんな感じじゃないかなと。

これが50、60過ぎてツルっぱげになれば、開き直ってネタにできそうですが。

そう考えると、トレンディエンジェルの斎藤さんってすごいな～