戦後の何も無かった時代、団塊の世代と言われる時代に私達は生まれました。
今は何でも当たり前ですが当たり前ではなかった。
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、プロパンガス。
それらは全てなし。
それでも楽しかった。
時間の流れが緩やかであった。
日本人の人情が残っていた。
経済成長とか、文化国家というものは人の心まで変えてしまう。
先人が築いてきた日本人の精神、今は見当たりません。
外見に拘り、右へならえで個性などすっかりなくなってしまった、そう思うのは私だけだろうか?
空手道、50数年歩いていますがまだまだ先が見えません。
道に終わりはないと思っています。
あったとしたら小さな小道、行止り、慢心というものがあるだけです。
あの世の道を歩き続けるだけです。