「発信する!尚禮舘空手を沖縄から」

尚禮舘 事務局は、師 渡口政吉先生の沖縄本来の文化としての「尚禮舘空手」。それを約束の地「沖縄」に還す道場を設立し発信する為に活動しています。


剛柔流を稽古する者なら日本剛柔流の功労者である山口剛玄(実美)先生を皆さんご存知だと思います。







私は生前一度だけ、先生の杉並道場でお会いし話をした事がありました。


先生は私の郷里でもある宮崎県都城の出身。

都城市の庄内町に山口先生のご実家があります。

私の住まいから30分ぐらいのところ。

都城は薩摩藩、鹿児島城下から沢山の商人、武士が移り住んだ文武両道の城下町でした。



実は、宮城長順先生も戦中に都城へ数年住んでいた事がありました。








※山口剛玄先生は、立命館大学の出身。
その立命館に初めて空手を紹介したのが沖縄出身の与儀実栄氏でした。




色々とお話ししていると共通点がありました。

私の高祖父の話をすると山口先生はご存知でした。

そして、都城の事を話すと懐かしそうにされていました。




先生の親戚で剛柔会の幹部、下徳さん(都城出身)が尚禮舘にも入門し、稽古していた関係で私を連れて行ってくれました。



又、小学生の時の習字の先生が下徳さんのお兄さんでした。

本当に縁とは不思議なものです。