今回は、PS4版デイメア:1998 を遊んでみた感想を書いていきたいと思います。
早速ストーリークリアまでぶっ通しで遊んだ感想などを書いていくと、ただのパクリゲーではなく、全体的に「バイオシリーズよりもハードコアなサバイバルホラー」と言う印象のゲームでした。
主に最高難易度のデイメアモードでの話になりますが、バイオシリーズより弾薬やマガジンと言ったリソースの管理が非常に重要で、回収できる物資も少ない点。
そして、2種のリロード方法の使い分けです。
デモ版の感想にも書きましたが、バイオシリーズにはない独自のシステムである「クイックリロード」と「リロード」。
クイックリロードは、マガジンの残弾数関係なく交換できますが、古いマガジンをその場に落としてしまう欠点があります。
このゲームでは、バイオシリーズのように銃弾だけで素早く弾を込める事が出来ない仕様となっているため、戦闘前にマガジンに弾を込めておく事と、戦闘時のリロードタイミングが大事になってきます。
また、ファストリロードで落としたマガジンはちゃんと回収する必要があります。
□長押しでのリロードは、主人公がゆっくりとリロードしますがマガジンを落とすことなく交換するので、拾う手間がありません。
安全な場所や、敵の隙が出来た時に使うと良いと思います。
デモ版では、□長押しでのリロードのモーションが長すぎて使い所が分からない印象でした。
しかし、ゲームを進めていく中で、使い分けが結構大事だと思ったり、ショットガンやリボルバーは最大弾数まで弾を込める事が出来たりと使い所は多いです。
また、銃弾には通常弾と強装弾が存在するので、ボス戦前ではマガジンに強装弾を込めておくと言った部分が面倒ながらも難しい要素になっています。
ちなみに、ハンドガン系はチャンバー内の1発+装弾数を装填出来たりと芸が細かいです。
回復アイテムについてもバイオシリーズと同じく、アイテムにヘキサコア添加剤(バイオで言うレッドハーブ)を調合して効果を高めた即効薬を作る事が出来ます。
しかし、バイオシリーズと違って体力が即時回復せず、徐々に回復していく仕様となっています。
もう1つ独自の要素がハッキング。
ラスアスやDead Spaceにあるようなアイテム部屋を開放する時に使うもので、右上と左下のカーソルにある色の無い部分で止めるミニゲームです。
片方だけ止めるとカウントダウンが始まり、両方止めないとハッキングが失敗してしまいます。
ゲームの雰囲気はバイオシリーズを意識しているだけあって中々良く、ラクーンシティに似ている雰囲気を醸し出しています。
これから発売される本家のバイオRE3と背景を見比べてみたいところ。
街中で訪れるガンショップが、PS1時代のバイオ2そっくり。
ストーリーや、落ちている書類もしっかりとした設定があるようなので、ある程度整理した上で別の記事にてストーリーまとめを書こうと思います。
次に、デイメアの悪い点を書いていくと、価格の割に全体的に作りがショボいと思いました。
これはデモ版の時から思っていましたが、バイオRE2と比べてモーションの作りが同人ゲーのようで微妙ですし、ゾンビもいつ死んだのか分かりにくいです。
ゾンビやボスが何かに引っかかったように突然止まったりと、バグが多いのかもしれません。
操作性も快適とは言えず、この辺りはインディーズゲームなので仕方ないかと。
また、PS4版に限ってはゲーム全体が重く、30FPS出ているかも怪しいくらい重い点。
PC版の低画質で調整されているかのように画質やテクスチャの読み込みが遅い点など、明らかに最適化が間に合っていないです。
今後のパッチで最適化されることを願います。
以上で、PS4版 デイメア:1998 を遊んでみた感想でした。