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すべての仮説は検証しないと古代妄想かも知れません!新しい発想で科学的に古代史の謎解きに挑戦します!

「邪馬台国はどこか?」へコメント(その2)

2019-07-30 00:09:14 | 古代史
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 続倭人伝 邪馬台国はどこか?
この記事の目次

魏志倭人伝の里数と日程
近畿説「大宮殿が発見された纒向遺跡」
九州説で主張される主な7つの根拠
女王がいた「伊都国」最大の銅鏡が出土
九州王朝説「倭の五王は九州にあり」
熊本は狗奴国か?それとも、、、
出雲説「オオクニヌシの国こそが邪馬台国」
吉備王国こそが邪馬台国
邪馬台国発見のカギは?
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読者からのコメント



つづいてこのコメントも刮目天説への反論となる重要な意見ですので、
それに対して下のようなコメントをしました。


日向人 | 2019年6月2日 at 9:34 AM REPLY ↓
ニギハヤヒとは大物主ノ神のことです。出雲出身の神様です。



刮目天 | 2019年7月29日 at 12:46 AM REPLY ↓ Your comment is awaiting moderation.
「日本書紀」によれば神武東征の前にすでに大和と河内の境の生駒山に降臨していた天孫族ニギハヤヒですが、三輪山の大物主大神(出雲の大国主命)とは全く別人ですよ。親戚ですが( ^)o(^ )

謡曲「三輪」にある
「思えば伊勢と三輪の神、一体分身の御事 いまさら何をいわくらや! 」

これは同一人物という意味ではなく、二人は日本建国の立役者だという意味です(^_-)-☆。

日本建国の真相はこれだ!(^_-)-☆

ニギハヤヒは「王年代紀」(『宋史』に記載)の第19代(奴国)王天照大神尊で、107年に後漢に朝貢した帥升(正しくは師升)らのクーデターで殺害された先代の素戔嗚尊の弟と推理しました。ニギハヤヒは吉備を平定して旧奴国を再興した始祖王として楯築王墓に葬られていることを発見しました。実は楯築神社の御神体の亀石はニギハヤヒの顔でした。亀石は人面蛇体となっており、これは中国の神話の天皇「伏義」と同一だということから分かります。つまりヤマトの大王が天皇と呼称される理由が発見されたわけです。「魏略」にある「倭人は太伯の後」という記述を裏付けるものです。つまり太伯は周の先王の長男で、周は殷(商)によって滅ぼされた中国最初の夏王朝の流れの姫氏です。夏王朝の始祖王「禹」は伝説の天皇「伏義」の末裔です。脳科学者中田力さんによれば原始夏人のY染色体ハプロタイプO1aだそうです(「日本古代史を科学する」PHP新書)。もしもこの伝承が正しければ天皇陛下も同じハプロタイプということになります。畏れ多くて検査できませんが、皇族の男系男子の方を調べると伝承の真偽が分かりますよ(^_-)-☆

でも、紀元前473年春秋の呉が滅んで、江南から逃亡した呉王族であって、初代奴国王の天御中主が半島南部を経由して福岡の早良平野にたどり着きましたが、その後男系で奴国大王位が継承されたのかは確証がないです。でももしも違っていても今の天皇陛下は第17代王伊弉諾尊の子ニギハヤヒの末裔であることは間違いないと思います。大物主(大国主)は同じく伊弉諾尊の子スサノヲの直系(孫か曽孫)で「魏志倭人伝」に登場する狗古智卑狗(久々遅彦)のことですよ。

アマテラス女神は「日本書紀」が創作した偽の皇祖神であって、持統天皇が天武天皇の優秀な皇子たちを排除して皇位を奪って孫の文武天皇を即位させたことの正統性を主張するために、(真)天照大神ニギハヤヒを女神にすり替えたのです。「日本書紀」編纂時の権力者藤原不比等は物部氏による日本建国の真相を隠ぺいするためにニギハヤヒを祖とする物部氏が吉備から河内・大和に遷ってきたことも隠しました。

「日本書紀」に沿った内容の神社伝承などは藤原氏におもねったもので、同一神の名前をいくつも変えて粉飾していますので、ほとんど信ぴょう性はないと思います。しかし平安時代くらいまで多くの人は真相を知っていた模様です。最初の謡曲「三輪」がいつ頃成立したか不明ですが、もしも基になるものが平安時代にあったのであれば、藤原氏におもねったふりして真相を暴露しようとする内容とも取れますよ(^_-)-☆

最近の研究で万葉集の真の目的も「日本書紀」のウソを暴露するためであったことを、研究家の渡辺康則さんが精密に論証しています。古代史人気作家の関祐二さんが最初に「日本書紀」のトリックを暴いていますので、彼の多数の著書からヒントを沢山いただきました。

ですからむしろ記紀に矛盾する内容の伝承に真実が隠されている可能性があります。詳しくは刮目天の古代史をご参照ください。





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