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古代史のカギを握る神々の正体?(^_-)-☆

2023-02-01 17:39:45 | 古代史
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2020-06-16 19:05:46に記事にしましたが、ことば足らずで分かりにくいと思われる個所を追加しました。それでも分かりにくい箇所や思い違いなどがまだあるかも知れませんので、コメントいただけると有難いです。どうぞ最後まで、お付き合いください(#^.^#)

卑弥呼の墓の伝承の謎だよ(^_-)-☆」で紹介した妻垣神社の北東に在る佐田神社の祭神が武内宿禰・素盞鳴尊・大山祇命とあります。同じ神社名の出雲国二之宮佐太神社では猿田彦他十二柱を祀っています。

実は、室町時代にまとめられた「佐陀大社縁起」によると佐陀大社で神在祭が行われていたとあります。そして異国から来た二匹の龍の夫婦を祀っていたとありました。すでに、「大国主はトビヘビだった(^◇^)」で述べたとおり、出雲における龍蛇信仰の起源のような場所なのです(注1)。二匹の龍の夫婦は大国主狗古智卑狗と女王台与であり、「なぜ、ヤマトの大王を天皇としたのか?( ^)o(^ )」で紹介した中国(なかつくに)神話の人面蛇体の伏羲・女媧と一致します。伏羲は三皇の最初に出てくる天皇です。天照大神尊ニギハヤヒも大国主狗古智卑狗もどちらも天皇伏羲の末裔の奴(ナーガ)国王族ということでした。このことを隠すために藤原不比等が日本神話を創作しましたが、10世紀の東大寺の僧が暴露したのです(「王年代紀は記紀神話を正した!」参照)。(2023.2.1 赤字追加)




日本での最初の龍蛇神(ナーガ神、奴国王)は吉武高木遺跡に降臨した天御中主だということもすでに述べましたが、出雲は越人の文化が残っている場所で、トビと呼ばれる龍蛇神大国主が猿田彦を主祭神とする佐太神社の本当の祭神です。つまり、猿田彦も武内宿禰も大山祇もすべて大国主のことなのです。(2023.2.1 赤字追加)

大和朝廷が一番、その正体を隠したい実在人物の大国主狗古智卑狗だったのです。

大国主ほど多くの名前を持つ神は世界中探してもそんなに居ないのではないでしょうか。様々な名前で神話に登場させて事績や繋がりを訳が分からないようにするのが「日本書紀」の手口なのです。でも通常知られていない神々が実は大国主だったのです。時々、この佐太神社の例のように祭神が実は同一人物だとばれてしまいますからとても面白いですよ(^_-)-☆

各地の神社は朝廷に憚って露骨な発言はできませんが、当時の人々はほとんど真相を理解していたようなので、ついつい言葉が滑って真相がばれてしまうようなのです。わざと悪乗りしている感じのようです。例えば白髭神社の祭神は普通は猿田彦ですが、韮崎市水神町の白髭神社は塩土老翁(しおつちのおじ)です。神武天皇を東征に導いた老人ですが、瓊瓊杵尊の天孫降臨の案内役を買って出た猿田彦と同じ役回りで、教導の神と呼ばれます。白髭神社は新羅神社でもあります。渡来系と思われる新羅明神もご祭神は普通、スサノヲとなっているようですが、スサノヲ大王の首長霊を身に纏っている大国主でもあるのです。山王信仰の日吉大社の祭神は大己貴神であり大山咋神ですから大国主と直ぐに分かりますね。「本当は怖い七福神の謎」で述べたとおり、大国主を他の五柱の男神に分身させています。だから気付いてしまえば、笑えんでしまいますよ(*^▽^*)(2023.2.1 赤字追加・修正)

また、大国主とその先祖の奴国大王スサノヲを同一視するのは、恐らく、父祖の霊が直系の子孫に最も強く宿っているとする首長霊信仰の考え方だと思われます。この考えが天皇即位後の大嘗祭の真床負衾(まとこおうふすま)でしょう!

例えば、菅原道真は国譲りで最初に高天原から派遣されたアメノホヒの末裔となっているので、天神と呼ばれますが、「悲劇の女王台与のはなし(その四)」の中の七夕神社で見たようにご祭神道真の眷属が牛なので、牛頭天王スサノヲの末裔であることを示唆しています。大和朝廷が最も畏れる大国主は疫病神の元締めである乱暴者の神スサノヲの子孫(六世孫)であり、建国時代にヤマトに討たれた恨みがあるから祟るわけです。藤原氏が牛耳る朝廷に恨みのある天神様菅原道真もスサノヲ・大国主の末裔なので、天変地異を起こすのだと信じられたようなのです。

狗古智卑狗は「日本書紀」では豊岡市の久々比神社の祭神で、建前などで木の霊として祀られる久々遅命(ククチノミコト)のことでした。スサノヲの子の五十猛(イタケル)と同じ木霊です。イタケルから代々狗古智卑狗を襲名したと考えられますが、その名は「狗古智卑狗という人物?(^_-)-☆」で紹介した神事(カジリ)で使う琴(クウコ)に由来するという富来隆先生の説があります。「古事記」に武内宿禰が琴を弾いて神功皇后に神がかりさせて住吉大神の神託を仲哀天皇に伝えたとあり、どちらも空侯津彦(クコツヒコ)=久々遅彦(ククチヒコ)でしょう。

そして神功皇后の妹が虚空津比売(ソラツヒメ、コクツヒメ)としていますが、別名が豊比咩( トヨヒメ)なので、台与を隠すために妹と言う設定にしたようです。武内宿禰を祀る高良大社にも相殿で祀られています。白山神社の祭神のククリヒメ(菊理比売)もククツヒメ・コクツヒメですから女王台与のことだと分かります。狗古智卑狗と台与の二人はペアなのです。サルタヒコとアメノウズメがペアですからサルタヒコが大国主狗古智卑狗で、アメノウズメは台与のことでした。「悲劇の女王台与のはなし(その3)」でお話したとおりです。

実は日本建国の真相を隠ぺいした藤原政権のためにキーパーソンが様々な名前で祀られてますから、現代の日本人は八百万の神々が居るからみんな別々だと思い込んでいると思います。藤原氏が台頭する以前のニギハヤヒ直系の物部政権の時代からのようでもありますが、朝廷が最も重要視する神様は日本建国で活躍し、ヤマトを怨んで亡くなった三柱の神(大国主・台与・卑弥呼)であり、すべて実在人物なのです。その祟りを最も畏れるのですが、朝廷に憚って真相を露骨に言えないために起こった現象なのだと思います。言挙げすると崇りが怖いと云うことなのでしょうね(^_-)-☆

これは神社に限らず、平安時代までの古い寺院も同じなのですよ。古代史の真相が分かると古代の人々の考え方を想像して謎が次々に解けるので、とても面白いですよ。キーワードは上で述べた首長霊信仰です。これは大国主が、倭国大乱の英雄であった父の霊力を取り込むために米神山の月の神谷で石柱群を父の終焉地に向けているので分かりました。なので米神信仰と呼ぶことにしました(「【検証24】狗古智卑狗の墓発見!(その1)から(その4)」参照)。スサノヲと大国主は違う人格なのですが、霊的には同一なので、現代人から見るとこんがらがりますね(^_-)-☆(2023.2.1 赤字追加修正)


(注1)出雲大社・御朱印のホームページのURLを書けませんでした。
キーワード「出雲大社に龍神」で検索してください。

出雲大社-御朱印.jinja-tera-gosyuin-meguri.com/...
出雲大社に龍神と蛇神が祀られていた?!「龍と蛇の秘密・謎と由来・意味・歴史 」11月(旧暦では10月)は出雲大社の最大の行事であり、最大のイベントがあります。その最大のイベントとは、何かお判りになりますでしょうか?ちょっと考えてみてください。
・・
・・
残っ・・正解です!!
そうです。「神在祭(かみありさい)」です。
この出雲大社の神在祭では「龍蛇」が礼拝の対象になる一大イベントなのです。

是非つづきをどうぞ!

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