【月イチ文庫】2月『自由なサメと人間たちの夢』渡辺優

少し前のことになるけれど、最寄りの映画館に「ファーストマン」を観に行った。

チケットを買って、上映時間まで30分程あったので近くの本屋を覗く。

 

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大森靖子さんの帯が気になった文庫本を買う。何でそのチョイスだったのか後で気づいたけど、向かいながら聴いてたのが大森靖子さんの曲で、えらく心に響いてやっぱりこの人の曲好きってなってたからだった。

 

「ファーストマン」観終えて、コメダでランチ兼おやつで迷いに迷って小倉トーストとコーヒーを注文。

 

「ファーストマン」の余韻に浸りつつ(凄く良かった!)小倉トーストをペロリと平らげる。コメダの食パンって「ザ・喫茶店の食パン」って感じで好きだ。厚切りトーストにぴったり。喫茶店のトーストは絶対厚切り派(コメダは選べる)。

 

この短編集、とてもよかった。いまっぽい、ヒリヒリした感じなんだけど、なんかやさしい。「彼女の中の絵」もすごく好きなテーマだったし、「サメの話」は泣いてしまった。全く知らない作家さんだったので他の作品も読んでみたい。

 

1月も同じ感じで山ちゃんの『天才はあきらめた』を買って読んだのがよかったので、今年は1ヶ月に1冊、こうして予備情報なしで本屋で文庫を買って読むというのをやろうと思う。

 

あ、これ書いてるのは3月だけど「ファースト・マン」観て文庫を買った日はギリギリ2月だったので。