21世紀はアジアとの時代(Jtiro🔴Jpn) SDGs国際Webサイト(Editor: K.Yamada)

●Copyright © 2024.All rights reserved.●Since2008.
  

■いい日旅立ち

2020-03-25 | ●令和新時代
⬛️「コロナが憎い」
一帯一路、あっという間に「武漢コロナ」が欧米を駆け巡り、アジア
深い爪痕を刻んだ。そしてまだ,些かも衰える気配を見せていない。
そのせいか、この正月、インバウンドで溢れかえった大阪心斎橋や京都
祇園の街角には、いま人影はない。
この状態を古くは「閑古鳥がなく」と言つたようだが、いま地元のひ
たちは「お手上げ状態」と言って、失望の念をあらわにしている。
「姿なきコロナが憎い!」

⚫️昨年来インバウンドで日本の高額消費をリードした百貨店の売上額が、
軒並みダウンしている。大丸ー45%. 阪急ー25%, ハルカス近鉄ー10%と
今期の業績予測を大きく修正し、苦戦の後をにじませている。

本来、日本経済は、危機あるたびにそれを克服し、新しい山を目指して来た

⚫️一方、新聞一面には、200兆とか220兆ドルとか、欧米主要国の政府救済
特別出額馬鹿でかい数字が飛び交っている。
そして日本の株価は、3月17日. 突如3000円以上を一挙に下げ、日本の大衆
株主を驚かせた。この現象は1997年のリーマンショックに匹敵するという。
以上が「武漢コロナ」が織りなす驚くべき世界的危機の驚愕シーソーゲー
の全貌である。

⚫️しかしコロナの本体が全く見えないだけに、従来の経済危機と異なり、
の経過を辿りながら、その核心と今後に迫る事を 決して忘れてはなる

まい。
中国人の世界観光客が、肺炎菌をばら撒いたとされるイタリアが、いま
発生源中国を上回る患者に見舞われ、医療崩壊寸前で苦しんでいる。
そしてまだ、その収束が読めていないと苦悩しいるこのままだとコロナ
と言えばイタリアと言われかねない状況にある。
武漢コロナの非常に深い不条理に襲われて、悲しみが止まらない。
 
⚫️WTOもコロナの発生元については、一切口をつぐんで語らない。そして
コロナが下火傾向なのは、非常に喜ばしい事だとつぶやく。
コロナのルーツは中国武漢ではなく、地球外の衛星から、コロナが撃ち込ま
れてきたような他人事に聞こえてならない。初動対応も大きく遅れた、
巷間良く言われるように、発生国中国とWTOの間柄は、ジャブジャブ親密

な関係性なのか。困ったというよりも、こんな不謹慎なことが、世界の話題
になるだけでも極めて不都合に思えてならない。
最近報道では、世界各地からWTO不信の声が一斉に高まっていると言う
⬛️ いい日旅立ち
さて 心ない武漢コロナが大暴れしようとも、旅立ちの季節は必ず
やって来る。
旧くから 3月は旅立ちの季節だし、出会いの時でもある。
いつもの数百人による大卒業式に代わって、代表生20人による寂しくも珍しい
演壇卒業式の写真が、 新聞の社会面を飾った。
そして今年も学業を終えた若ものたちが、新しい進路を求めて故郷を後にする。
たちまち、百恵ちゃんの旅立ちの歌が脳裏をよぎり、胸が熱くなる。
雪解け間近の北の空に向い、
    過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時、
    帰らぬ人たち熱い胸をよぎる  
    せめて今日から一人きり旅に出る

     ああ、日本のどこかに 
     私を待ってる人がいる  
     いい日旅立ち夕焼けを探しに  
     母の背中で聞いた歌を道ずれに
姿さえ見せない「武漢コロナ」が、どんなに厳しく日本に襲い掛かろうとも
「日本は絶対に不滅だ」と、巣立って行く若者のために、絶叫したい衝動に
駆られている。
そして出会い
⚫️人間の社会は、何処も人で構成される。
親元で生まれ育まれた子供たちは、やがて家をを離れ社会に巣立つてゆく。
そして全く知らない多くの人たちと出会い、知り合い、共に仕事をこな
しとも日本の社会と世界を構成する。
そこで得た新しい知得によって社会に貢献したり、時には 、出会人と
愛を契り、新しい家庭が生まれる。
私どもの社会は、旅立ちと出会いのなかで、素晴らしい友情の増殖を繰り
ながら  その自然の摂理の中で大きく構築されていく。


⚫️とは言え晩年になって我が人生を振り返ると、不思議な出会いで人生が
大きく開けたり、どうしようもない結果慄いたり、苦笑する事の多かった
事に驚き、その結果、人間の一生は、全出会い」で決まる事に気付く。
しかし青春には、再び立ち戻れないのが、また人生の宿命でもある
 
⚫️「250の法則」で著名なジラード博士によると、正常な人の場合、
人が生涯で出会い,約250人で出来上がっているという。
その法則を要約すると、
人が生涯で出会うのは、約3万人
・平均で 同じ学校や職場で出会う人の数は約3千人、
・生涯通して親しく話す人の数は、約3百人、
その中で友人と呼べる人の数は、約3拾人
・中でも親友と呼べる人の数は、3人に過ぎないと言う。
全世界70億人の中で、1人の人が、生涯で出会う人の数は、わずか3万人
だという。

 
⚫️今年もまた、桜の季節がやってきた。
しかし今年は、桜どころではない。最低この2週間は、自衛のために家庭に
滞留しなければならない。
ならばコーヒーでも傾けながら、過ぎ去ったお互いの「人生の旅立ち」と
「人生の出会い」を振り返るのは、如何なものだろう。
自分人生の幸運の筋道を辿りながら、在りし日の仕事の悦びを、当時の友人
と分かち合うのも素晴らしいことだと思う。
このような行動を、なんと馬鹿馬鹿しいと思うか、
折角だから、自分人生の軌跡を反芻して、新しい発想を探る
いずれに考えるかは、まさにご本人次第。いい悪いの問題ではない。それは、
その人の心の余力の問題であり、ロマンの意識だと思うが、どうだろう。

 
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■「漱石のこころ」 | トップ | ■時々刻々 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿