あおり運転とか渋滞とか

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

道路は年々良くなっているのに、なぜか高速の渋滞は減らない。
確かに16号線と246号線の合流部分の渋滞は、壮絶な高さの
高架によって解消した。でも、東名高速や中央道は混雑している。
道は良くなっているのに、なんか渋滞が増えている気がする。

高速道路を眺めていると、午前中の渋滞は、車が多いところと
少ないところがある。ストローの中を通るタピオカのような渋滞だ。
平均化するとスムーズに、流れるかもしれない。

なぜ、このように一部分に集まってしまうのかは、自然な成り行き
だと思う。
速い車と遅い車が混ざっているとして、時間の経過と共に
速い車が前に出て、ふるい分けされるはずだ。
でも、車線は限られるので、速い車は遅い車をすり抜けて、前に
出ないと分離されない。現状、そう簡単にすり抜け出来ないから、
通り抜けが出来ない箇所を境に速い車が集まり、渋滞する。
その前の場所では、ほとんど渋滞しなくなる。速い車がその前の
渋滞箇所に集結するので、後ろは空いてくる。
この渋滞は、
・急ぎすぎる車 と
・急ぐ車を前に円滑に排除出来ない
という要素から発生する。
みんなが急がなければ渋滞しない。
いそぐ車は、車間をつめるから、あおり運転と誤認もされやすい。

渋滞をさけるためには、自分たちの周囲から、急ぐ車をどれだけ
排除できるかにかかっている。
このチームプレーに失敗した場所が、渋滞団子出来ている場所だ。

排除する為には、スピードが速い車を先に行かせる。
追い越し車線をキープせずに、いつもクリアな状態にしておく。
潰すと、走行車線に車線替えのロスタイムで、渋滞が発生する。

走行車線は、必ず周囲と同じスピードで走る。
追い越し車線の隣の走行車線は車間を広く取り、追い越し車線から
入ってくる車が、十分に入れるようにする。車が前に入っても、
安全であれば減速はしない。減速すると、後ろも車間取ろうとして
減速する。次々に減速して、最後は急停車しないといけないぐらい
あっという間に停止する。減速は意外とNG。渋滞は、
・急ぎすぎる車と、それを排除できない集団
・立ち止まる車 によって、発生する。

だから、早く走りたいなと思ったら、追い越し車線に行って、
集団から離脱。追い越し車線で後ろから車が来たら、走行車線の
走行に影響が出ないように車線変更。走行車線は、あくまでも
周囲と等速走行。速い車を前に排除する。
等速走行ができる限りは渋滞は起きないので、等速走行が出来ない
速い車は、ドンドン前に送り込んだ方が良い。

目的地で降りる時も、等速走行に影響が出ないように、減速を
させない車線変更で、降りる必要がある。
鍵は、等速走行。
だから自動運転システムと車同士が通信して相互にスピード調整を
する仕組みが確立すると、渋滞は減少する。

人口は2008年がピークなのだけど、車の台数は増えた感じだ。
過去3年間は車の売り上げは戻した感じもするし、リタイア組の
買い換えタイミングなのかもしれない。
また、都市部の人口は年間32万人と市一個分毎年増加している。
都市部の限定されたところから、休みに移動するので、特定部分の
車の台数は増えるはずだ。
だから、人口が減少して、車の台数が減っても、主要都市からの
渋滞は、しばらくは現象しない。それどころか、増加した分、
増えていくだろう。

とはいえ、都市部にすんでいた団塊世代も一気に乗らなくなり、
地方からの流入も際限なく来るわけではないので、減少する時期は
いずれ訪れる。
人口が都市部に集中して、人が都市部で育つと、人口が増えて、
今度は、都市部から人を地方に流出することになる。
産業として、農家や林業、漁業、加工業などは、地方にあるから。
工場は、都市部では稼働できない。
そうすると、都市部集中型の渋滞は無くなるんだろうな。
でも、帰省ラッシュは、都心に戻るという、それはそれで嫌な
状態になるかも。
夏休みに東京は人でいっぱいとか。

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