豪州帰りの「えりー」日記

メルボルンでの学生ワーホリ経験をシニカルに慎ましくご紹介。その経験を映像業界で活かしたり殺したりな趣味ブログ。

お盆休みは手足口病と共に的な③

2019-09-02 00:00:00 | 日記
世間で言う夏休みが終わろうとしていますね。…山積みになった夏休みの宿題、あれほど「この夏休みは計画的に進めるぞ」って過去の失敗から学んだ教訓を生かそうと意気込んでいたのに、初日に作り上げたチェックリストは真っ白。夏休み中どう過ごしていくのかの行動計画もお盆を前にして頓挫。どこにしまったのかも忘れて。だいたい先生もこんな嘘八百の計画なんて読んでどうするんだろう、なんて宿題をやらない理由を他に探す努力なんか始めちゃって。そんな夏休みから何年経ったのだろう……。

後期授業開始日は10月です。なので私の夏休みはまだ1か月あります。ぼちぼち卒論に本腰を入れていきたい「えりー」です。最近天気が変ですね。

今回は「お盆休みは手足口病と共に的な」シリーズ第3回です。ここでバックナンバーを以下に置いておく優しさを見せておきます。
第1回:お盆休みは手足口病と共に的な①
第2回:お盆休みは手足口病と共に的な②

⑤ 5日目(金)

人間というものは不思議なことにどれだけ手足が痒かろうが、喉に不快感があろうが、明日のことを考えて頭が冴えていようが睡魔には勝てないようで、絶望の中にあっても私は寝てしまっていたようです。

そしてそのことを気づかせてくれるように本当に寝ていたのかどうかわからないほどの気怠さを感じながら早朝に目を覚ましました。待ち焦がれていた内々定者懇親会当日。令和元年最低のコンディションで迎えます。

もし医者が横にいたとするならば「絶対安静」の4字熟語を目力で伝えてきそうなほどの元気の無い私でしたが、昨晩準備した旅行用のカバンを見ると「行くしかない」と覚悟を決めました。何事もやり遂げてやるという強い強い超強い気持ちがあれば何とかなるのです。この気怠さも東海道新幹線内で寝て吹き飛ばしてしまえばいい(座れなかったらどうするのだ)今思い返せばこの時の私は「もうどうにでもなれ」という超投げやり状態でした。そのやりは空中で見事な弧を描いては私に突き刺さるのです(ぐさり。)しかしそれでもよかったのでしょう。つまりは自暴自棄です。

手足口病の調子が昨日と変わらず、歩くたびに足の裏から悲鳴が、何かを握る度に手のひらから悲鳴が、飲食する度に喉に違和感が、湿疹は顔にも現れて唇の周りと耳たぶに。もはやその満身創痍はゾンビそのもの。前述した強い強い超強い気持ちが動力の肉塊と化した私はひたすらに東京を目指しました。

結果的には本社まで行くことが出来ました。これも強い強い超強い気持ちのお陰です。もうここまで来ることが出来ればあとは流れに身を任せるのみ。痒みも痛みも不快感も全て「楽しみ」という名の溢れんばかりのアドレナリンが抑制してくる気がするのです(気がするだけ)

⑥ 内々定者懇親会

具体的な内容は伏せますが、最初に本社に集合して諸連絡を受けた後にグループに分かれて軽い自己紹介。そして本社から移動してとある施設でグループ内活動。その活動後はとある会場にて食事会をしました(この文面では本当に行ったのか不明)

他の内々定者は意外にも英語を使わない仕事なのに英語が得意な学生(私も含めて)が多く、何だかんだ英語力の需要の高さを体感しました。また中国出身の学生も居て、中国も視野に入れて事業を展開しようとするような姿勢が見受けられました。潰しが効くというのはあんまりいい響きがしませんが、芸達者な方(私も含めて)がやはり採用する側からは魅力的なんでしょうね。

つまりこれを読んでいる大学生のキミ、そう目の前のキミ!業種によっては意欲のある中国人学生も求職してくるぞ!英語が必要なさそうな業種でも英語が出来るやつが求職するぞ!つまりは言語に限らず何かしら武器を持った方がいいぞ!(割と本気で言っています)

話を東京に戻して、美味しそうな料理に舌鼓を打てない苦しみを味わった(何て上手い表現だろう!)私は風邪気味という免罪符をかざしてほとんど話すこと無く食事会を終えました。帰り際には御社からノベルティを頂き、御社が私たちに期待するものの大きさを間接的に感じます(これは辞められない)先日から共にした痒み痛み違和感にも慣れ、宿泊希望の遠方者で呑みに行くという機会に参加するという余裕が出来ました。

相変わらず口数の少ない私でしたが、参加者の中で聞いてもないようなことを話し続ける夜に鳴くセミのような奴が居たので場は持ちました(散々な言いようですが、その彼のことは割と気に入っています)初対面で気を張り続けたせいか全員飲み屋をはしごすることなく宿泊先に戻り各々の部屋で眠ることに。10時間ほどぶりに独りになった瞬間疲れがドバーッと全身を襲いました。その最たるものは足裏に現れて、温水シャワーを浴びた瞬間痛みを越えた痺れを感じ思わず笑いました(アッハッハッハ)強い強い超強い気持ちは所詮精神論で、身体は確実にダメージを蓄積しているのです(痛いやッはっハッハ)

⑦ 6日目(土)

翌日目が覚めてもぼんやりとしており、なるほど昨日の疲れはそう簡単には取れないものかと思い2度寝します。朝食のサービスが受けられる期限の30分前に目を覚まして急いで準備を始めました。相変わらず手足の湿疹は俺を忘れるなよと各々が勝手に主張し、喉の違和感は昔からそこにあったかのような存在感を発揮していましたが、もう関係ありません。本日も身体に気を遣いながら強い強い超強い気持ちで予定をこなしていくのみです。そう、満を持してあのイベントに参加するのです。

次回は最終回です(まだ続くの?)
それでは!


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