Indigo Dream

ただの素人音楽バカによる、音楽と旅の記録。
気まぐれ更新中。

人生の岐路~就活回顧録(前編)

2020-06-23 21:16:42 | 日記
就活を始めてからもう半年経つのだろうか。
少し余裕が出てきた(と、思いたい)ので、回顧録でも。後編は就活が終わったときに書くことにする。(頼む終わってくれ)

昨年6月。俗に言う「就活解禁」。
大学3年生の民間組が主に夏インターンにエントリーしたり、説明会に通い出したりし始める時期。
私はというと…何してたっけ。授業+バイト+部活の役職の仕事+中国語検定の勉強+ライブ三昧という超多忙な学生生活(え、それ豪y…)を送っていた。
民間組はインターンだの何だの忙しそうだな、と楽観視。ひとまず公務員試験の勉強を細々と進めていた。気がする。

昨年7月。
試験前だけど大阪に弾丸遠征してライブ参戦(又の名を豪y…)。勿論試験にも全力投球。
公務員用のインターンシップについて調べ、参加を検討。←結局夏インターンはここしか行かず。

昨年8月。
某所にて1日インターンシップ。他、毎日公務員試験の勉強&バイト&ライブ三昧&最後の夏合宿。充実してた。

昨年9月~11月。
相変わらず、バイト&ライブ&勉強少々&最後の学園祭(色々あったな…←意味深)。
就活のことは学祭終わってから考えよう、と何とも超楽観主義的思考。

元々は公務員1本のつもりだったが、さすがにこれで内定取れなかったら危険だと考えた。
昨年12月。周りが就活開始モードになったのに合わせて自分も就活開始。
まずは遅ればせながら企業の合同説明会イベントへ。
…とはいっても、ただ単に音楽業界の某大手レーベルの説明を聞きに行ったついでに数件見ただけだが。
(なぜかこの時は本気で音楽業界目指そうとしていた。アホか。)
そこで某有名お菓子メーカーの会社と小さいITの会社に出会う。
お菓子メーカーは店舗経営から本社での仕事まで幅広くこなせるらしい。
普段お世話になっているお菓子メーカーはこういう仕組みなんだなー、と知れて勉強になった。
もうひとつ、ITの会社。
そもそも文系でITってありなの?と半信半疑ながら説明を聞いてみた。
普段からよく使っているスマホやICカード、ネットやサイト、店の在庫管理システム、自治体のデータベース、金融業界でのシステム…etc.
とにかく現代社会に欠かすことの出来ないIoTを、システムの側から支えていくSEの仕事というものがある、ということを知った。
本当に文系でも大丈夫なの?と思ったが、調べると文系SEは沢山いると知って少し魅力を感じた。
また、ここだったら行政機関に貢献することもできるし、案外いいかも、とも思った。
こうして、まずはIT業界を視野に入れて就職活動をすることにした。
ひとまずSPIの勉強だけでも毎日続けるべく、問題集をひたすら解く。←公務員試験の勉強しててよかったなと。

今年の1月。
就活って何すれば良いの?という状態だったので、ひとまず年明け早々にキャリセンに駆け込み寺。
「公務員目指してるけど勉強が間に合わなそうだから民間に変えようと思うんです…。音楽業界とか面白そうだなあって…。ITってどうなんですかねえ…。商社って何ですか、おいしいんですか?」
↑こんな舐め腐ってるヤツにも懇切丁寧に教えてくださったキャリセンの方、、ありがとうございました。
音楽業界から派生して、音楽著作権協会とかもありだな、と思い始める。←なお、本選考ではテスト落ち
ちょうどこの時期、行政学の授業で独立行政法人について学ぶ。
ほええ、日本武道館もそうだったんだ…。そういや、ちょうどニュースで天王寺動物園も独法になったって言ってたっけね。
こうして法人系の機関に大きく興味を持ち始める。(今までも授業は真面目に聞いてきたが、この時ほど真面目に聞いてきてよかったと実感した時はない)

1月下旬~2月。
自己分析開始&ガクチカを書き始める。
試験を挟みつつ、インターンに多数参加(半数近くがITか)。同時にバイトのキツーいシフトもこなす。社畜魂w
「インターン参加者特別選考」なるものに目を奪われ、ひたすらその枠を受けるもあえなく初戦敗退が続く。
模擬面接を受けて周りの民間組の意識の高さにビビる。自分の世間の小ささに目がくらむ。…が、これを機にガクチカをブラッシュアップ。
ちょうどこの時期、「新型肺炎」なるものが中国で流行り初め、企業の方も「体調に気をつけましょうね」、と声をかけてくださる。
まだこの頃は昔の新型インフル的なのがまた来たのか、質が悪いなー、ぐらいにしか思ってなかった。
しかし、2月中旬~、公的機関に関わりがある企業の説明会やインターンが相次いで中止に(政府からのお達しらしい)。
横浜の豪華客船の一見があってから、事態がヤバい方向へ動き出していったように思われる。

3月。
3月1日日曜日0時。俗に言う「選考説明会開始」。
ひとまず気になる企業は全てエントリー&説明会予約終了…っと。
この時点で既に「予約したけどたぶん半分ぐらい中止になったりしてな…ww」と予想はしていた。そしてこの予想が的中してしまう。
しかも大学主催の説明会すら完全になくなってしまい、スケジュール帳がどんどん白く空しくなっていった。
説明会は開催しても人数制限ありのマスク必須、面接もマスクをしたまま。「ソーシャルディスタンス」が徹底され始めた。
ここで対面面接2回するも、あえなく初戦敗退。厳しい。←そもそも面接慣れしてないしガクチカも上手くまとまってなかったしね。
キャリセンは電話相談。ガクチカをひたすらブラッシュアップする日々。
そして楽しみだったライブも相次いで延期・中止。精神衛生を保つべく、(&痩せるため、)ジョギングを習慣化。

4月。
大学の授業開始が延期に。先輩の卒業式すら中止になったからどうかと思っていたがやはり。
4月7日、緊急事態宣言発令。同日、初めてテストセンター受験。←爆死。あえなく敗退。
唯一の救いの手だったキャリセンの相談が中止に。面接するけど落ちる。相談相手がいない。私氏、発狂しかける。
…が、しかし、ここで時間を活用して公務員試験の勉強の遅れを取り戻そうではないか!!ってことで、必死に勉強。
提出するESと格闘しつつ、SPIと公務員試験の勉強を進める日々。気が狂いそうだったが、ゴスの「うちハモ」に救われる。初回配信は泣いた。

5月。
やっとこさ週1のゼミが始まり、こちらの研究にも手を回す。←良い感じで憂さ晴らしw
4月期同様、毎日同じような生活を繰り返す。Web面接も時々するが、落ち続ける日々。でも、風呂で思いっきり泣いたり、ジョギングや素振りに打ち込んだり、好きな音楽やらラジオ聞いたり、ゴスの「うちハモ」見たり、Twitter見たりで、何とか精神衛生を保つ。
…と、ひたすら同じような毎日を繰り返したけど、この生活も悪くないなと思い始めてしまった。もう、何も動かないままでええわ、なんて。

6月。俗に言う「(経団連が決める)選考開始」。
延期だらけでもうスケジュール滅茶滅茶でしょ、というツッコミをしつつ。
時々ダレることも増えたが、本命が近づいてきたので大詰め。直近では1次面接2つ通過したよ!!万歳!!
ESやWebテも中旬でほぼ出し尽くし&やり尽くした。で、数日前公務員試験1つ目が終了。数日後には面接結果がまた出るよ。こええよ。
ゼミの発表は終わってるから、あとは来月末までにレポート書き上げればおk。さーて今週末も試験だぜ、っと。
何故か知らないけど今日急に歯が痛くなってきたのはどういうこった。(自粛中でも歯医者行っとけば良かった)

…と、まあ今年の上半期殆どを就活に捧げて来た。
そしてここに来て、自分には最初は何通りも可能性があったんだなとしみじみ思った。
どの職業になってもたぶん確実に上手くやっていけると思うんだ。でも、本当にそれで今まで通り幸せにやっていけるんだろうか、と少し不安になる。
所謂「機会費用」をどう折半するか、ということも考えなきゃいけない。
職業によっては休みが取りやすかったり、定時で上がれたり、楽すぎてつまらないぐらいだったり、逆に激務で体壊したり、そもそも内定出ても訓練機関でのキツい訓練に耐えられなくて振り落とされてしまう可能性だってある。

結局自分はどういう人生を歩みたいんだろう。
毎日同じような仕事をひたすらこなし、クレームにじわじわ耐えながらもプライベートでは存分に自分の時間を大事にし、充実した生き方をするか。
厳しい訓練に耐えて、一人前になれるように毎日必死になり、久しぶりに会った大学の同期から「たくましい」「かっこいい」と言われるような生き方をするか。

昔の自分は「かっこいい」自分に強い憧れがあって、一人前になってバリバリ働きたいと思っていた。運動部だったから余計だろうか。
でも、大学に入って、緩い文化部に入って、相手を思いやることを一層大事にするようになった(そもそも運動部時代にやらかしたから)。
そして、むしろそっちの強みを活かして仕事をしたいと思うようになった(まあ現実そう上手くいかないだろうけどね)。
そうすれば好きなライブだってきっと(今までほどじゃないだろうけど)好きなだけ行けるだろうし。

どちらも選べる状況だったら迷わず後者にする。
でも、前者しかなかったら…。その時は覚悟を決めてその世界に飛び込むしかないだろう。…いや、実は既に覚悟はできている。内定確約してしまえば毎日体力つけるために走ったり筋トレしたりするつもりだし、今のうちに後悔がないようにやりたいことを一気にやってしまうつもり。そして、コロナ禍のおかげでライブ行けなくても発散する方法見つけたしね。←何というか、「執着をなくす」っていうことが大事なのか?
ただ、全部プライベートを捨てるのは厳しいか…。←わかったよ、君は後者にしなさい。

いずれにせよ、どちらになったとしてもプライドと責任感を持って、プロとして一生懸命働くことは絶対に誓います。
どっちに運が運ぶかはわからないけど、できれば選べるような結果になったら嬉しいです。
さて、内定が一番早く出るのはどこだろう。
結果は後編に続く。

P.S. 内定出たら禁酒解禁します。早くハイボール飲みたい。いや、ビールも…梅酒も…!!お願いだから夏のうちに出てくだせえ!!!

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