人形劇の人形の作り方〜こぶとりじいさん編〜

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人形劇 ハンドメイド こぶとりじいさん

ボクの妻(以下、妻とする)は子育て支援のNPO団体に所属し、絵本会や人形劇まキャンプなど様々な活動に参加しています。

こんにちは、何とか既婚者のKUNJIです

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ボクもたまに趣味のカメラを活かし、カメラ担当として参加することもあります。

妻は何かとみんなに頼まれごとをされます、元プログラマーなのでPCでの会報誌の記事作りなど、『また?!』って声が出るくらい頼まれてきます‪。

そんな妻が今回承って来たのは・・・

人形劇の人形作り

えぇぇぇぇえ!?

とうとう妻は人形まで作る様になってしまった。

それもこれもボクの稼ぎが悪いばかりにィィィ

違う違う、勘違いだよぉ!
これは頼まれただけ
内職じゃないよ!

えっと💧小話はここまでにして、今回は妻が頼まれた「こぶとりじいさん」の人形の作り方をレビューしますね。

こぶとりじいさん

こぶとりじいさんのお話の概要は下記の通りです、長いので見たい方のみクリックしてね

[open title=’こぶとりじいさんの概要’]

典型例

アニメーションテレビ番組『まんが日本昔ばなし』で紹介されたストーリーでは、「正直じいさんが得をし、意地悪じいさんが損をする」という典型的な「隣の爺型民話」となっている。大筋は以下のとおり。
変形として、以下のような変種も存在する。

  • 隣の翁に瘤がないパターン(越後などで採取。瘤の無い隣の翁は鬼の宝物が目当てで参加。「日本昔話百選」などに収録)
    鬼から踊りの褒美に金銀をやると言われた踊りがとても上手なじいさんは「金銀は要らない。じゃまな瘤を取ってくれ」と言って瘤を取ってもらう。
    隣のじいさん(瘤は無い。鬼も昨日の翁と別人であることは承知している。踊りも鬼と朝まで踊り明かせる程度には踊れる)は、鬼から「お前の欲しいものは何だ。」と訊かれ、「金銀が欲しい」とそのまま言うのは鬼に軽蔑されると思い、「わしが欲しいのは、昨日のじいさんが「要らない」と言ったもの(金銀のこと)だ」と答えたので、鬼は誤解し「昨日のじいさんにとって要らないもの(瘤のこと)」を褒美に与え、にわとりの声にあわてて去ってしまう。
  • 一人の翁しか登場しない話(関東などに伝承)
  • 踊りではなく魚釣りの技を鬼に披露(九州・琉球・台湾など)
  • 頬でなく額に拳ほどの瘤を持つ爺が二人という設定。しかも山奥の神様に詣って夜篭りをしている途中、神楽を歌い神社に入り込む六尺(180cm)程の赤ら顔、鼻高の天狗達に瘤を取ってもらう話(遠野、和賀郡の民話)
    天狗が登場する(また別の?)話では、隣の翁が天狗が歌う「天狗、天狗、六天狗」のあとに、昨夜の翁のように自分も勘定に入れ「俺も足して七天狗」と言うべきところ、「天狗の鼻かけろ」などといいかげんに歌って踊り、歌詞の内容が天狗を怒らせるというものもある。
  • 隣の翁が瘤を取ってもらうことに成功する(出羽で採取)
    隣のじさが「待て待で、鬼っこ」と呼ぶと「昨日の面白え爺がまた来てんでねべか」と鬼が戻ってきだ。鬼は「じさ、昨日瘤取ったのに、また瘤つけてきて駄目でねか」言うてバンと叩くと瘤とれてねぐなってまったど。隣のじさは喜んで鬼と一緒にバガスグと朝まで夢中になって踊ったど…

また、隣の翁は「こぶが取れるよう参詣しよう」と誘う1人目の翁の願掛けを断り一人で行かせる無信心な翁という設定になっている話もある。
瘤が増えてしまい落ち込む意地悪な翁を見かねた陽気な翁が踊りで元気付けようとする悩んでいるのが馬鹿らしくなり、歌と踊りを教えてもらううちに自然と瘤が取れてしまう。明るい性格になった隣の翁は村人からも好かれるようになった。

郵便切手

日本郵便「こぶとりじいさん」切手では「裕福だが無信心な翁」と「貧乏だが信心深い翁」(作画者の設定)および「宇佐神宮(八幡宮)の分社らしき山奥の神社の鳥居」「団扇を持った鼻の高い天狗」が描かれている。

切手の絵は、一般に普及している話と若干異なり、素早く逃げ出そうとした隣の翁が天狗たちに背を向けたため、耳の後ろに瘤をつけられた作画になっている。

隣の爺型の否定

一部には「きこりと金の斧」や「ねずみ浄土(おむすびころりん)」のような「隣の爺型民話」と異なり、2人目の翁を擁護する分析もある。近年、グリム童話や日本昔話などの新解釈を扱った評論本が発表されているが、その中に「こぶとりじいさん」について論じたものも存在している。

  • 瘤が2つになった翁は「花咲か爺」にでてくるような「意地悪じいさん」ではなく、むしろ1人目の翁の話を真に受けて「馬鹿正直に」、かつ自分から瘤を除去しようと「積極的」に、怖い鬼の出る場所に出かけていく「勇気」のある行動ができる(踊りは下手であっても)本当はとても「正直で、努力家の良いじいさん」であり、2つの瘤を恥じ家にこもって家業に精を出したので、後に金持ちになって「こぶの御大尽」や「瘤の長者」と呼ばれ、近郷近在では知らぬものが無いほどの分限者になった。
  • 1人目の翁は「正直じいさん」などではなく、「きっと次の日もくるから」などと調子のいいこと(うそ)を言っておきながら鬼との約束を「反故」にしたうえ、次の日の結果(瘤を返されること)が予想できるのに隣の翁に代役を押し付けた(瘤が質草である件は隠した叉はぼかして教えた)「とても性格の悪い、嘘つきじいさん」であり村人からは「鬼までだました悪いやつ」と言われ、皆が避けるようになり村八分になってしまう。(「本当は怖い日本昔話」など。漫画化もされている。)

近年の絵本などでの改変

瘤が増えて落ち込む意地悪な翁に陽気な翁が歌と踊りを教えて元気付ける。意地悪な翁は立ち直り、村人とも上手く付き合えるようになる。別の絵本では、瘤が二つとも自然にとれる。

海外の「こぶとり」話

  • 最初の翁がせっかく取ってもらった瘤を返される(欧州に伝わる)変種も存在する。日本の昔話と違い、悪魔が「瘤は大切な物に違いない」と誤解する設定はない。
  • また、グリム童話にも類話「小人の贈り物」が収載されており、そこでは一人目の翁(または職人)に瘤がない。
  • 西アジア・北アフリカのイスラム圏では、公衆浴場に悪魔が宴会をしていて、瘤を取られる話がある(二回目は葬式をしていて、ふざけた踊りに悪魔が怒り出す)。

起源・類話

〈ものうらやみをしてはいけない〉という教訓的な言葉があり、同じ型の話は古く『宇治拾遺物語』第三話に見られるがその話をこの話の出発点とすることは危険である。 日本の1623年(元和元年)には成立していた『醒睡笑』巻1と巻6とに前半と後半とが分離した話としてのっており趣向を異にしている。当時すでに〈鬼に瘤を取られた〉という奇異な話が世間に流布されていて、その話に多少の文飾が加わったと見るのが妥当のようである。

この話は世界的に広く分布し、東洋では顔のこぶ、西洋では背中のこぶとなっている。踊りとともに歌詞の面白さ、巧みさ(「くるみわぱっぱ、ばあくるく、おさなげやあとの、おっかっか」「一ぼこ二ぼこ三ぼこ四ぼこ、俺も足して五ぼこ」「天狗、天狗、六天狗、俺も足して七天狗」「月火水、木曜日(金曜も足すとリズムが狂い西洋では小人に怒られる)」など)でこぶを取ってもらう話が多く、それによって富を得るのが古態となる話が多い。

引用:Wikipedia

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と、こぶとりじいさんのお話の説明はこの位にして本題に入りますね!

こぶとりじいさん(良いじいさん)を作ってみよう!

ではここからは『こぶとりじいさん』を作るために準備するものと手順を説明します!

準備するもの(材料)

材料はほぼ手芸店で揃います

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  • 軍手(少し灰色系のもの)
  • 綿
  • 肌色の布
  • 発泡スチロールの玉
  • フエルト(黒、赤、茶色、ベージュ)
  • 毛糸(グレー)
  • 着物用の布(端切れで良い)
  • マジックテープ(コブの付け外し用)
  • 針金ハンガー

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準備するもの(道具)

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  • グルーガン
  • 万能ペンチ(針金を切るための穴がある物)
  • 裁縫道具
  • ミシン

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作り方の説明

[timeline] [tl label=’STEP.1′ title=’頭を作成’]発泡スチロールと軍手で頭を作っていきます

鼻と耳は軍手の指の部分を切り、綿を詰めて予め作っておき縫い付ける!

フェルトで顔を作りましょう!

顔の完成!

[/tl] [tl label=’STEP.2′ title=’可動する腕を作ろう!’] 上下に動かせる腕を作るため針金ハンガーを使います

準備しておいたペンチでハンガーを必要な長さの分だけ切断します、ここで注意するのは力がなくても切断できる方法として【ペンチの穴の部分に針金を差し込み切断する】が良いです

軍手の指の部分を切り、綿を詰め、針金を差し込んだ状態で手の部分を縫って作っていく

腕の完成です!ちなみに親指を作るのがとても苦労したと妻が言ってました‪𐤔𐤔‬

草履もついでに作りました

[/tl] [tl label=’STEP.3′ title=’胴体の作成’] 胴体は軍手ではなく布を使って作ります。

これに綿を詰めていきましょう!

片方は縫って反対側から綿を詰めていきます!

綿を詰めて胴体が完成したら先程作った腕と合体させましょう!

こんな感じですね![/tl] [tl label=’STEP.4′ title=’脚を作ります’] 足も布を縫い合わせたものに綿を詰めて作ります!

針と糸で足首を作り足先を表現します

はい、脚の完成!

[/tl] [tl label=’STEP.5′ title=’各パーツを縫い合わせてみよう!’]

まずは頭と胴体の縫い合わせですね!

軍手は基本的に糸を組み合わせた物なので糸を糸で縫い合わせる、これが中々至難の業!

( ・᷄ὢ・᷅ )うーん、難しい💦

ここはグッと踏ん張って丁寧に縫い合わせていきましょう!

脚も縫います!ここは布なので頭の時よりは若干ですが簡単

はい、こんな感じですね!

真っ白なスッポンポンのおじいさんのできあがりです!

[/tl][tl label=’STEP.6.’ title=’着物を作り着させます’] 着物は自分の好みの感じで良いです

なかなか良い感じに出来ました!

[/tl]

[tl label=’STEP.7.’ title=’毛糸で眉毛、髪の毛を作ります’] おじいさんを想像しながら

なかなか、っぽくなってきました!

できました![/tl]

[tl label=’STEP.8.’ title=’完成!’]

頭巾を被せて完成です!

もう一人のおじいさんと記念撮影

[/tl][/timeline]

すごく大変ですけど、できた時の達成感は中々のもんだそうですよ!

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まとめ

今の時代、お金を出せばほとんどの物は買えてしまいます!

しかし、なかなかどうしてハンドメイドも良いもんですよ!

あなたも挑戦してみてはいかがですか?

KUNJI

KUNJI

当ブログでは生活を便利にするサービスやアイテムの紹介をしていきます。ここの主であるボクはKUNJI(くんじ)と申します。とにかく色々な事に興味があり、疑問に思ったことはすぐに解決したい性格です。皆様の心くすぐる記事を書いていきますので宜しくお願い致します。

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