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辻原登『遊動亭円木』読むぞ

2020-03-30 | 妙に知(明日)の日記
辻原登『遊動亭円木』読むぞ
■未読の作家で、気になっている人は何人もいます。まず筆頭は、辻原登です。昨日短篇集『遊動亭円木』(文春文庫、解説:堀江敏幸)を取り出しました。本書は谷崎潤一郎賞を受賞しています。収載作は、遊動亭円木/大切な雰囲気/短夜の雨/夜が安莉に駆けこむ/探偵/金魚/強きうなじ/笑いの郷/足にさわった女/べけんや、となっています。いずれのタイトルもユニークで魅力的です。本書をとりあげている書評は、以下の通りです。
――筒井康隆:小説のゆくえ(中公文庫)
――堀江敏幸:本の音(中公文庫)
――丸谷才一・池澤夏樹:怖い本と楽しい本(毎日新聞社)
――山村修:書評家<狐>の読書遺産(文春新書)
これだけの応援団がいるのですから、読まざるをえません。
山本藤光2020.03.30

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