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統計問題対策に必須!「令和2年版 土地白書」を押さえよう

  公開日:2020/07/10
最終更新日:2020/07/13

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院宅建講座の甲斐です。
今回は、令和2年(2020年)6月に国土交通省が公表した令和2年版土地白書を見ていきます。
土地白書には、膨大な情報が掲載されていますが、過去の宅建試験で出題されているのは「売買による所有権移転登記の件数」「住宅地・工業用地等の宅地の面積」「宅地供給量」の3つです。
これら3つをしっかり押さえておきましょう!

【参考】
土地白書とともに頻出の「建築着工統計」「地価公示」についても記事を公開しています。
統計問題対策に必須!「令和元年 建築着工統計」を押さえよう
統計問題対策に必須!「令和2年 地価公示」が公表されました

令和元年の売買による所有権移転登記の件数

売買による所有権移転登記の件数は、昨年の情報が公開されるため、令和2年度の宅建試験では「令和元年」の統計情報が出題されます。
令和元年の売買による所有権移転登記の件数は、前年(平成30年)も約131万件であったため、横ばいで推移しています。

【令和2年版土地白書より抜粋】
土地取引について、売買による所有権の移転登記の件数でその動向をみると、法務省「法務統計月報」によれば、令和元年の全国の土地取引件数は約131万件となり、横ばいで推移している。

平成30年の住宅地・工業用地等の宅地の面積

国土面積に関しては、住宅地・工業用地等の宅地の面積が出題されています。
そして、一昨年の情報が公開されるため、令和2年度の宅建試験では「平成30年」の統計情報が出題されます。
平成30年の国土面積のうち、住宅地・工業用地等の宅地の面積は、前年(平成29年)の約195万haから約196万haへと増加しています。

【令和2年版土地白書より抜粋】
平成30年における我が国の国土面積は約3,780万haであり、このうち森林が約2,503 万haと最も多く、次いで農地が約442万haとなっており、これらで全国土面積の約8割を占めている。このほか、住宅地、工業用地等の宅地は約196万ha、道路は約140万ha、水面・河川・水路が約135万ha、原野等が約35万haとなっている。

平成30年度の宅地供給量

宅地供給量に関しては、一昨年度の情報が公開されるため、令和2年度の宅建試験では「平成30年度」の統計情報が出題されます。
(平成26年度以降、宅地供給量は隔年集計になっていますので、宅地供給量が次回公開されるのは「令和4年版 土地白書」においてです。)
ただし、上の2つの統計情報に比べると、宅地供給量の出題頻度は低いです。
平成30年度の宅地供給量は、平成28年度に比べると増加しています。

【令和2年版土地白書より抜粋】
全国の宅地供給量の推移をみると、平成30年度の宅地供給量は5,967ha(平成28年度比6.3%増)で、その内訳は、公的供給が407ha(平成28年度比40%減)、民間供給が5,560ha(平成28年度比13%増)となっており、近年は6,000ha前後で推移している。

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