50歳アーリーリタイアという選択

小屋 いろいろ

こんにちは、Chiritsumoです

自分は50歳でアーリーリタイアを目指しています

50歳前後でのアーリーリタイアというのは、いろいろなブログを拝見させて頂くと結構メジャーな年齢だと思います

40歳前後でアーリーリタイアについて真剣に考えだすと、50歳に行き着くんですよね

なぜ50歳でリタイアなのか?

今回はそんな話です

50歳でのリタイアについて

トンネル

50歳という年齢について考えてみます

・60歳定年と比べると10年早く、65歳定年と比べると15年早い
→"早期退職感"がしっかり味わえる
・気力・体力はまだ落ち込んでおらず?充実したリタイア生活につなげることができる
※本音で言えば、もう少し早くリタイアしたい
・30代後半から40歳あたりで生き方に疑問を持ち、アーリーリタイアを目指し始めるとリタイア資金が確保できるのが大体50歳(資金積み上げ期間10年確保&キリのいい年齢)
・年金がある程度もらえる
→質素な生活をすれば年金受給金額内で生活できる
・退職金など50歳以上になると有利になる仕組みが多い

アーリーリタイアをする上では、

「資金」・「仕事」・「リタイア後のリスクの大きさ」

どれもバランスの良い年齢だと感じています

本当はもう少し早くリタイアしたい気持ちはあるものの、

50歳までよく働いた!

と自分に対しても納得感が得られる様な気もします

また、この年齢までくれば生涯の家族構成はほぼ確定し、

好き嫌い含めて自分自身の性格も熟知していると思われるので、

リタイア後のブレは少ないと思います

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50歳リタイアのメリット

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まだ体力がある

年をとってくると、体が動かなくなってくるものです

普通の生活をする分には、60代でもまだまだ問題ないと思いますが、私のようにリタイア後に登山や自転車といった体を動かす趣味を満喫したい人にとって、体力の低下は人生の満足度に大きな影響を与えます

なので体力があるうちに退職して、リタイア後にしっかり遊ぶための体づくりをしたいです

そういう意味では50歳リタイアはギリギリかな・・・。

体力面を考えると、本音で言えばもう少し早くリタイアしたいです

バケットリスト:リタイアしたら「死ぬまでにやりたい100のこと」
節約と資産運用で早期退職(アーリーリタイア)を目指してブログを運営している独身家持ちサラリーマンです。ただリタイア することが最終目的ではありません。リタイアした後目的を持って自由に生きるためにバケットリスト (棺桶リスト)を作成しています。バケットリスト完成させた上で、リタイア資金に反映していきます

給与がそこそこ貰えるので資金積立しやすい

50歳リタイアの場合リタイア資金積み立ては30代後半から40代がメインになります

40歳前後で大半の人が会社でのキャリアの先が見えてきますが

出世コース(管理職)に乗らない人にとっては給料が頭打ちになる頃でしょう

頭打ちになるとは言え、会社の組合員の中では貰っている方だと思います

新入社員の頃に比べれば、天と地の差でしょう。今の会社で一番稼げる時です

家族持ちの方にとっては支出も増えるタイミングと重なってしまい、

貯金なんて無理!

となりがちですが、自分の様な独身にとっては支出コントロールさえ出来ていれば

40代はリタイア資金の貯めどき

となります

40歳からリタイア資金を積立て始めて5年でリタイア実現は難しいと思いますが、

10年あればそれなりの所までリタイア資金を持っていけるはずです

そのためには手取りの70%以上を貯蓄に回さないといけないので厳しい戦いになりますが。

50歳前後でセミリタイアにするか?リタイア年齢を調整して完全リタイアにするか?

を自分で選択できる状態になっていればOKではないでしょうか

10年でリタイア資金構築を目指すには
節約と資産運用で早期退職(アーリーリタイア)を目指してブログを運営している独身サラリーマンです。私はアラフォーでアーリーリタイアを決意し、今は50歳リタイアを目標にしています。決意から達成まで約10年計画、リタイア資金を積み立てるには長いようで結構短い時間です。リタイア実現に向けた資金積み上げペースを考えていきます
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社会保険制度を効率よく活用できる

アーリーリタイアと失業保険のタイミング

これは主に失業保険と年金です

失業保険

失業保険が支給される給付日数は、被保険期間や年齢といった条件が関係してきます

・被保険期間20年以上
・45歳以上ー60歳未満
・会社都合退職

が一番いい条件となります

50歳であれば、上の2つの条件を満たす方がほとんどだと思います

さらに最近時45歳以上を対象とした早期退職募集が増えているので、退職が会社都合となればMAXの失業保険をもらえる条件が揃いますね

失業保険から考えるリタイアタイミング
制度の内容を知って効率の良い計画を立てることはアーリーリタイアにとって重要です。今回は失業保険制度の視点から良いリタイアタイミングについて考えます

年金

年金は納める期間が長いほど、受給金額が多くなります

50歳で会社を退職して、その後働かないとすると年金受給額は定年まで働いた人に比べるとかなり少ない受給額となってしまいます

これは早期退職のネガですね

自分はリタイア後の生活費を150万/年と設定しており、できれば年金で賄いたいと考えています

何故ならば受給年金範囲内で生活できれば、長生きしても破産をする可能性が低いからです

50歳まで働けば、150万/年の受給額を達成できます(少し余裕あり)
※リタイア後も国民年金は納める前提です

年金から考えるリタイアタイミング
制度の内容を知って効率の良い計画を立てることはアーリーリタイアにとって重要です。今回は年金受給の視点から良いリタイアタイミングについて考えます

退職金制度など会社の制度を効率よく活用できる(会社による)

私の勤めている会社の制度では、50歳前後で退職金が大きく異なります

通常、退職理由が「自己都合」か「会社都合」かで退職金額が大きく異なるのですが

私の会社の制度では、50歳以上の場合「自己都合」であっても「会社都合」扱いの計算式が適用されます。これにより50歳前で退社する場合に対して50歳後退社では退職金に約1.5倍の差が発生します

この差は大きいと感じているので、退職するなら50歳まで待とうかなと考えています

また、50歳は希望退職制度募集のチャンスも高いですよね

ただ、最近早期退職の募集対象年齢は40歳〜45歳まで下がってきているので注意が必要です

場合によっては50歳になる前にリストラ対象となってしまい

リタイア計画が破綻する可能性があります

退職金から考えるリタイアタイミング
制度の内容を知って効率の良い計画を立てることはアーリーリタイアにとって重要です。今回は退職金の視点から良いリタイアタイミングについて考えます
過去最高益のキリンがリストラ実施。好況時のリストラの特徴と対応
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50歳リタイアのデメリット

インフレや災害リスクなど、まだ不安が残る

これを言い出したら、いつまでもリタイアはできません

例え定年でリタイアしても、このリスクはゼロにはなりません

ただし、リスクがあることを認識しておくことは重要だと思います

対応としては、

・リスクに対してアンテナをしっかり張っておく

・リスクが発生した場合の対応を事前にシミュレーションしておく

・費用が発生する項目についてはリタイア資金に反映しておく

あたりでしょうか

アーリーリタイア 生活におけるリスク
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親の介護に差し掛かるタイミングであるため、辞めどきが難しい

こればっかりはいつ来るかは読めませんよね

50歳という年齢は、非常に微妙なタイミングで介護を理由にリタイアを悩む方も多いのではないでしょうか

介護が既に始まっているのであれば

退職せずに会社の介護休暇をフル活用して、セミリタイア状態に突入するのもアリ

かと思います

折角リタイアしたのに介護生活で日々疲弊していくというのも辛いものですからね

強制的に仕事の時間を設定した方が、気がまぎれるかもしれません

「リタイア」と「親の介護」については、事前に取り組みスタンスを考えておくべきです

私としては、

・基本は「介護される人の保険+資産の範囲で対応する」

・子が介護費用を支援する場合は費用金額を明確化しておき、その中で最善を尽くす

・全て自分で背負わずに、施設やサービスを頼る

・被介護者が元気なうちに、介護についての考えを話しておく事が大切

と考えており、「リタイア」と「親の介護」の両立に向けて準備して行きたいと思います

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まとめ

30代後半からリタイアを意識し出した人にとって、50歳でのリタイアは

「リタイア資金」・「リスク」・「活動エネルギー」

のベストバランスなタイミングだと思います

私も50歳でのアーリーリタイアを目指しています

※本音で言うと、あと2年〜3年前倒ししたい。。。

あとは、リタイアに向けて実践できるかどうかです

これ程までに自分事として真剣になって向き合ったものはありません

全力で取り組んでいきます!

それでは、また。

Chiritsumo

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