うちの子、天才かもしれん。

幼児教育・2026年中学受験(受検)・育児日記のブログ。小4と3歳の男の子2人の子育てにまつわることを書いてます。

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「頭のいい子にする最高の育て方」本の感想・レビュー

「頭のいい子にする最高の育て方」という本を最近読みました。

国内外の多数の子育てに関する研究に基づいた、主観だけに頼らない6歳までの幼児にフォーカスを当てた子育て法が書かれています。

私はこういったジャンルの本を読むのが好きなので、本に書かれていた内容には以前他の本でも読んだことのある内容(マシュマロテストなど)もあったのですが、特に面白いと思った内容を紹介します。

親の個性は遺伝する

特に面白いと思ったのは「親のパーソナリティー(個性)は子供に遺伝します」ということです。

親から遺伝されたパーソナリティーに最も適した環境を子供に与えることによって子供の才能が最大になる

ということで、親が18個の簡単な質問に答えることでパーソナリティー診断テストをします。

パーソナリティーは6つの要素に分かれています。

  • 行動&ポジティブ型
  • 情緒安定&自信型
  • 努力&自制型
  • 冷静&熟考型
  • 調和&利他型
  • 感性&信念型

それぞれのパーソナリティーに合った子育てのアドバイスが書かれています。
(個人的には、ここのアドバイスがもう少し充実していたらもっとよかったかな、と思います)

私は「努力&自制型」の要素が高かったのですが、それに対するアドバイスは

  • 家族の計画を見える化することや
  • 親自身が資格の勉強などをするときに親が努力を続ける姿を子供に見せることの大切さ
    が書かれていました。

「親が勉強など努力している姿を子供に見せるのは良い」というのは他でも読んだことがあり、私も以前しようと思ったのですが、勉強している最中に子供が邪魔してきたりして嫌だったので、できるだけ子供がいない時間に勉強するようにしています。

ですが、子供が大きくなるにつれて、そんなに邪魔をしないことも増えてきたのでまた子供の前で勉強するのもいいかなぁと思い始めています。

私がアプリで英語学習しているのを見ると「同じのやりたい」って言ってくるので、「真似したい」という刺激にはなっているんでしょうね。

親が得意なことを子供と一緒にするのが子供の才能伸ばす最短ルート

というふうに「頭のいい子にする最高の育て方」の本には書かれていました。

私も、親自身の得意なことだけでなく、いろいろな面で子供の才能を伸ばしてあげたいとは思うものの、やはり日々子供に親しませているのは自分の好きなものや得意なものに偏っていると思います。

例えば私自身が読書好きですが、読み聞かせをするにしてもやはり自分が好きなものだから子供にもその好きの気持ちが伝わっていると思うし、子供が気に入りそうな本を探したりするのも苦にならないので、どんどんと子供の本好きを深めていってあげられた気がしています。

逆に、運動系は私自身苦手だと思っているし、あんまり楽しさがわからないので、子供も今のところ特に興味がなさそうです。
(でもここを伸ばしてあげられたらいいんだろうな…)

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パーソナリティー診断テストを夫にもしてもらったところ、私の一番低い要素が、夫の一番高い要素だったりしました。

これをうまく活かせば、2極端の両方の要素を子供は伸ばせる訳で、夫が私にはない、いい影響を子供に与えてくれるんじゃないかなと思います。

昼寝は不要!?

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その他、「頭のいい子にする最高の育て方」の本で知ったもので面白いと思ったのは、子供の理想の睡眠時間は19時から7時の間に10時間以上(←ここまでは驚かない)ですが、4歳遅くても5歳までには昼寝をなくすのが良いと言う点です。

昼寝をたくさんしたせいで夜寝る時間10時間以上を守れないようでは本末転倒だという点。

これは、保育園でお昼寝をなくしてもらえるように先生にお願いしても、一律全員する決まりになっているからと無理なことも多いと思います。
本に書かれていたようなエライ方の意見が有名になって、昼寝なしの希望が通るようになってくれたらいいなと思います。

指折り計算

最近、5歳の息子が計算問題をするときに指を折りながら計算している姿を見て「いつまで指折り計算を続けるんだろう」と気になっていました。

「頭のいい子にする最高の育て方」の本には

たっぷりと指を使って計算するうちに単純な足し算の答えを記憶し始め、計算のスピードが速くなりますし、指を使わなくなってきます。
それでも難しい問題ではまだ指を使います。

計算の初期に指を使ってたっぷりと計算することは計算が得意になるためにとても大切なのです。
間違っても「指を使わないでやってみようか」なんて恐ろしいことは言わないであげてくださいね。

と書かれていましたので「そういうものなのか。これも成長の過程の1つなのだ」と安心しました。

まとめ:エビデンスに基づいた子育て法

本「頭のいい子にする最高の育て方」には、具体的な学習方法なども書かれていますし、根拠を知りたい人には参考文献のリストも充実していますし、納得できるんじゃないかなと思います。

エビデンスに基づいた方法であるというあたりが以前紹介した中室牧子さんの本「『学力の』経済学」と傾向としては似ていると思います。
関連記事:▶︎「『学力の』経済学」中室牧子氏講演会体験レポート

はせがわ わかさんの「頭のいい子にする最高の育て方」
興味のある方は読んでみてください。

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