働き方改革で作用をもたらしたものと反作用をもたらしたもの

新型コロナウイルスのおかげでテレワークだとか在宅勤務が進む方向に向かうという働き方改革にとっての嬉しい誤算は起こっているようです。それがなくても東京オリンピックにおいてもそれが進められるということでしたが、まさに棚から牡丹餅でしょうか。

 

そういう思った方向に進むということはキャッシュレスにおいても同じ作用を生んだような気がしていました。国はキャッシュレス化を推し進めたい。それとは別に消費税も上げたい。というところで関連付けて同時に作用をもたらしたのが8%から10%への消費税増税の時だったのではないかと。

 

それにより、キャッシュレスに関する業者が押しなべて競争するかのごとくに出てきて、今は淘汰されているものもありますが、新たな仕事領域が入ってきました。それらに関する仕事につく人も出てくるでしょうから、別の視点から見て働き方改革とも言えるでしょう。

 

そんな中でしわ寄せを食っているのが中間管理職です。より一層ここに仕事が押し付けられている。ただでさえ中間管理職になりたくない若者が増えたのにこれではさらに増えるだけです。

 

臭い物に蓋をするのではなくそこにこそ花を咲かせるようにしないとそういう会社は自滅する気がします。それは国に言われたからやるというスタンスでいてはいつまでたっても変わらないでしょうね。