カーボンキラー




長らく目標だった
「十三峠15分切り」
をようやく達成





去年も目標としてはいたが未達
今年は達成できると思ったし
達成するつもりだったが
結局シーズン最終盤のギリギリになった



ゴールの展望台に着いて
サイコンに表示された
タイムの「14」という数字が見えた時
もしかすると
今年一番強い感情を抱いた瞬間だったかもしれない


もう少ししたらフレームを交換するつもりだったのだが
今年15分切り達成できなかったら
「どうしようかな」
と正直少し思っていた

ずっと乗り続けてきたクソcaad10
15分切りはコイツで達成したい
というかコイツで15分切らないと
「そりゃお前、違うだろうよ」と思っていた

もし15分切れなかったら
15分切れるまでcaad10に乗り続けようか、
とも思っていた


そして今回なんとか達成

十三峠はこいつで何回登っただろうかと思う
まぁもう500回以上は普通に登っただろう




翌日は六甲山へ走りに行く

自己ベストの更新
そして目標だった36分台
これにどれくらい近づけるか


天候も良かった
風向きも良かった




ゴールの一軒茶屋に着いて
タイムを見た時

「やりきった」
と思った


今年一年で目標にしてたこと
それらをすべてやりきった、ということもあるし

このcaad10でやるべきこと、
それらをすべて「やりきった」とも思った




「アルミなのに」
「カーボンだったら」

とお褒めの言葉として言っていただくことがたまにあるが、

本人としては
そうした事を思ったことはタダの一度も無い

たまに書いてるが
自分は今のバイクを
「最強最速のバイク」だと本気で思っている

これは別に強がりで言ってるワケでなく
ある種の「理屈」を持って、本当にそう考えている


今のバイクで出来ないことは、
他のバイクでも絶対に出来ない
そう思っている


近々フレームを乗せ換える予定だが
これも別に速さを求めてのことではない

なにかそういう時期が来たというか
子供が小学校を卒業して中学に通い始める、とかそんな感じだ
別に小学校に不満があったワケでもないし
中学になにか特別な期待を抱いてるワケでもない
時期が来たから小学生から中学生になる、それだけだ



「カーボンキラー」
というcaadシリーズのコピー

下手なカーボンバイク乗るより
高品質なアルミバイクであるcaadに乗った方が良い
ということを謳う文句だが

ただ、それに対し
「caadは本当にカーボンキラーか」
と疑いを挟む者がいる


どこがカーボンバイクより優れているのか
本当にカーボンバイクと勝負できるのか、と



しゃらくさい、と思う



いいか、よく聞け
言っておいてやる



議論の余地も無く、
反論の隙すら無く、

caadはカーボンキラーだ




そしてあらためてもう一度言う


俺のcaad10が世界で一番速いバイクだ

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