熱波が襲っているドイツです。
去年に引き続き40度になるって、もう本当に死者がでますよ。だって
ドイツってほとんど冷房設備がない！
最近ではデパートや交通機関はある程度冷えているような気がするけれど、病院や公共の施設にはまったくクーラーがないところも少なくないです。
一般家庭では扇風機さえ置いていないところもよくあること。家庭用クーラーは最近いろいろな種類が売られるようになったけれど
室外機なしで扇風機と大して変わりはないし
電気代が上がるだけ！
エコの国ドイツですが、命がかかっているんですよ、まったく。室外機なしのタイプは騒音も問題で、騒音の規制も厳しいドイツ。夜まで暑くなって機械音が響いたらクレームをつける隣人もいるんじゃないかと。
最近、アパートなどの賃貸に関する法律が変わったそうで、家賃値上げや改装を禁じる方向になったと聞きます。そのせいで、私のお隣さんが大家に冷房設備を頼んでも
今後一切建物の改装、改築はできない
と言われたそうです。でも、このままじゃ上階や屋根裏部屋なんかに住んでいる人たちは命すり減らして生活するみたいになっちゃいます。
私の住まいも上階なので、お隣さんの勧めでブラインドや窓の外側で太陽の熱や光をブロックする幕みたいなものを取り付けたりしましたが、個人対応だとお金がかかってしょうがないです。それをやっても下の階からの熱はブロックできないので、扇風機でも対応できない状態になってきました。部屋が乾燥しても加湿器は室温がよけい上がるのでつけられなくて、肌がカラカラでかゆい。クリーム塗っても飲み物ガブ飲みしてもカラカラで、シワも深まる一方
あ゛ーっ！（暑さと疲れで壊れつつある人格）
今日はデパートも閉まっているし、美術館か博物館にでも行って涼むしか．．．あ、なんとかたどり着けそうな博物館は古くて冷房ない...もしかして建物が保存物指定で改装できないのかも...