【児童発達支援】SSTに力を入れているところと契約してきた!個別&グループはいいぞ。

児童発達支援・児童デイ

先月から、SST(ソーシャルスキルトレーニング)に力を入れている児童発達支援に通っています。

初めは小学校に入学してからの児童デイの見学として行ってきたのですが、児童発達支援もしているとの事でしたので、今から通うことにしました。

現在、長期休暇のみでなく、週に1~2回くらいのペースで通っています。

 

自宅から遠いので通うのが大変なんですが、めちゃくちゃいいです!

ってことで、新しく通い始めた児童発達支援についてお話していきます。

 

 

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SSTに力を入れている児童発達支援を希望した理由

 

息子は社会性がとても低いです。

理解は出来ていても受け入れられないことが多く、癇癪に繋がってしまいます。

小学校でも集団生活は続くので、これから先のことを考え、社会に出るためにも対人関係を学ぶ必要があると感じました。

 

私自身が息子に教えていければいいんですが、残念ながら私も社会性が低いタイプ。。。

そのうえ、定型さんの場合は、他の人との関りの中で自然に身に付いていくものなんですが、息子の場合は、相手の立場になって考えるのが苦手であるため、自然に身につけるのが難しいです。

小学校のスクールカウンセラーさんから「生きていくためには、人との関り方が大事」と聞いていたこともあり、対人関係のフォローをしてくためにもSSTに力を入れている事業所を探していました。

 

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以前参加した、発達障碍児の親の交流会で、SSTに力を入れている事業所の存在を知りずっと気になっていたので、夏休みの機会に見学に行かねばと。。。

人気の事業所という事もあり、空きがないかもと覚悟していましたが、タイミングよく空きがあったので契約出来ました。

 

 

新たに契約した事業所の特徴

 

SSTに力を入れている事業所(以下「事業所A])は、今まで通っていた事業所(以下「事業所B」)と内容が違います。

今まで通っていた事業所Bは、支援が手厚い幼稚園や保育園という感じです。

 

子どもがだいたい10人に対し、先生が3~5人という配分。

時間も朝10時から15時くらいと長時間の利用が可能です。

朝の会から始まり、活動内容は幼稚園や保育園とよく似ています。

(ただ、今は利用する人数が多くなりすぎて、2時間利用になっている)

送迎もあるので、親の負担も少なくとても助かっていました。

 

それに対し、新しく通い始めた事業所Aは、個別指導や少人数でのグループ指導です。

時間も1枠1時間と決められているため、利用する人の出入りが多いからか送迎はないです。

(基本、1枠〇時間という利用スタイルのところは送迎がないところが多い)

 

グループ指導では、同じ学年の子が組むことになっているので、息子は同じ年長さんのお友達と取り組んでいます。

グループの人数は大体3~4人くらい。

(息子のグループは3人)

 

ちなみに、母子同伴です。

親も一緒に取り組みを見学できます。

 

また、事業所AはOTとSTの療法士さん両方が随時在籍しています。

療法士さんが立ち上げた事業所という事もあり、療育にも期待できます。

少し遠い場所にあるので、通うのが大変なところだけがネックです。

 

小学生になると自転車の後ろに乗せることが出来なくなるので、なんとかペーパードライバーから抜け出したいですね(;´∀`)

 

 

実際に通ってみて思う事

 

8月の半ばから通い始めたわけですが、今のところ、息子はめちゃくちゃ喜んで通っています。

実際、私も見学していて思うのですが、先生たちの声掛けや気持ちの乗せ方がすごくお上手!

 

例えば、先生とゲームをした時の事。

どちらが多く釣れるかという、魚釣りのゲームで、サイコロを振って、魚を釣ったり、リリースしたり、相手から魚をもらったりしていきます。

最終的に持っている魚が多い人が勝ちです。

 

接待プレイが難しい、完全なる運ゲー。

負けるのが嫌いなタイプだと、癇癪に繋がっちゃいそうな場面です。

息子も例にもれず、負けると悔しくて泣いてしまったり、「もう1回!」と再勝負を持ちかけるタイプなので、どうなることかとハラハラドキドキしていました。

 

結果、息子が勝ったので、癇癪に繋がることはなくご機嫌で終えることが出来たのですが、勝負が終わってからの声掛けがさすがだなと思いました。

 

負けた先生が、今回の勝負に対し、息子にどう思うか聞いていきます。

 

先生
先生

負けちゃったー。うえーん。悲しいよー。

息子
息子

勝負やから負けることもあるよ。

と、まずは先生が息子に「負けて悲しい」という気持ちを伝えます。

その後に、先生はお互いの釣った魚を入れ替えて息子に質問します。

 

先生
先生

それじゃ、釣った魚が逆やったらどうなるかなぁ?息子君はどうなる?

息子
息子

僕が負けになる。

先生
先生

息子君は負けたらどんな気持ちになる?

息子
息子

負けるんは嫌や。悔しいもん。

 

先生
先生

そうだよね。先生も負けたら悔しいもん。でも、勝負やもんなぁ。勝つ時もあったら負ける時もあるかー。

息子
息子

勝負やからな。仕方ないわ。。。

 

と、勝ってヤッター!負けて悔しい!だけでなく、結果に対してお互いどのように気持ちが動くかを教えてくれます。

すっごい丁寧です。

 

それから、どうしたらいいのかを考えさせてくれます。

トラブルなどが起こったときに「こんなときどうすれば」を上手く導いてくれるんですね。

 

「勝負やからしゃーないやん」だけじゃなくて、「勝ったら嬉しい。負けたら悔しい。」という気持ちが皆にあることをまず理解してもらうことから始めるといった感じです。

相手の立場に立って考えるのが苦手な息子なので、気持ちの動きを伝えてから考えていくやり方は伝わりやすい気がします。

気持ちを受け入れたうえで、「それじゃ、こんなときはどうだろう?」を考える経験を積むことが出来ます。

 

グループ指導中にも、息子とお友達が衝突する場面があったのですが(お互いが同時に座ろうとして距離が近すぎてぶつかった)、この時もお互いの気持ちを受け入れ、こんなときどうすればを誘導してくれていました。

先生方の関り方を見て、私はもっと気持ちの過程を大切にしなくちゃなと反省です。

家庭でも、トラブルになった時は気持ちの動きを丁寧に伝えていきたいです。

 

 

これからが楽しみ

 

少人数ならではの手厚さ、療法士さんが在籍している強み。

母子同伴だからこそ、子どもと一緒に親も学べるというありがたい環境。

めちゃくちゃいいですね!

 

通うのは大変でありますが、続けて通っていきたいです。

1時間という区切りがあるものの、息子も満足度が高いようで「今日も楽しかった!次はいつ行くの?」とホクホク(笑)

 

幼稚園では人数が多い分、どうしても息子1人にじっくり時間をとっていくのは難しいので、児童発達支援の少人数での活動で支援していただけるのはありがたいです。

親子ともどもしっかり学んで、今後に繋げていきたいです。

 

 

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