令和の清少納言 幸坂 ゆうあです。
初めての方へ
◆２０１１年前に起こったことを振り返りながらの自分史を書いてきました。
◎退職して一週間後主人が突然死にました。
◎財布の中５０円玉ふたつになり、風俗の面接にいきました。
◎亡くなった主人の女性関係と多額の借金が発覚。
◎本当に大変だった借金返済への道のり。
◎ジムに行き、25キロ以上のダイエットに成功。
◎実は一番深刻だったのは子どもたちとの絆でした。
いつも読んでくださってありがとうございます。
書きすすめながら
その都度いろいろなことを
感じてきましたが
「そもそもあの出来事を引き起こした自分」
はどんなふうにそれまで生きてきたのかな？
…が幼少期からの振り返りの自分史の意図です。
あなたは
幼い頃
どんなこどもでしたか？
自分ではどんな子どもだったと
思っていますか？
どんな子どもだったと
周りの大人から
聞かされていましたか？
幼い頃のこと
どれくらい覚えていますか？
私は昔から
みんなが
「そ～んなこと覚えてないわ～」というようなことを
結構覚えている子でした。
いまだに
「何月の学校の教室の朝の空気感」とか
「一人で帰る道に伸びる寂しそうな自分の影」とか
いつまでもそれを「反復して」思い出す。
変な子でした。（たぶん）
お勉強は「反復して覚える」が苦手だったのにどうしてでしょうか？（笑）
昔の出来事。
私も本当は
なにひとつ「正確」には
覚えていない「はず」なんです。
だけど、たぶん、
一度あった
両親との出来事を
親の事情とか前後の出来事なんかは
ぜんぜん思いだすこともなく
「つらい」「悲しい」「悔しい」感情とともに
何度も思い出すうちに
その「あるできごとの記憶」は
「私はいつも辛かった・かわいそうだった・可愛がられなかった」になり
さらに「生まれてからずっとずっとそうだった」
という記憶に増強されていきました。
増強された
「みじめな自分」
「かわいそうな自分」
「愛されない自分」は
現実でその現状をつくりあげるという
その後の人生を自ら
作り出していった集大成が
２０１１年のできごとの
一連だった「ように感じる」のです。
（ああ、集大成であってくださいよもうｗ）
そんな私は幼い頃
どんなことを記憶として残し
どんなふうに自分の中で
（あんなに）大きくしていったのでしょう。
そして
思春期になり、大人になろうとするとき
自分でつくっていくシナリオは
どうふうになっていったのでしょう。
（またひとごとみたいに書いてるけど自分の記憶です）
これに向き合う決心をしたとはいえ
当初のわたしにはほんとうに辛い作業でした。
ほんと、なんでやったんだろうと思うほど(笑)
自分に起きた「不幸な現実」が
自分の無意識下にあるということに
しっかり向き合い、認めること。
いやすぎました。はい。
「自分がつくっていた」ってやはりどこかで
「なんで？どうして？」
って言いたくなっちゃいます。
だけどね、今もしも
「え？わたしのせいじゃない！」
「旦那が１００％わるいやん」
「認めてくれない職場が悪いんじゃん」
「親が悪いんじゃん」
のままだったら。
まあまあ、そこそこ生きてはいるかもしれないけど
どんな人生を送っているか、
「もしも」はわかんないけど、
二択なら今の人生を選んでよかったよと今は思います。
もし、
今の私じゃなかったら
この自分史は「お涙頂戴ブログ」とか
「黒魔術の呪いブログ」とかにして
書きながらどんどんまた思考を「恨み」や「怒り」
増強状態にしていたのかも。
怖い怖い。
言葉が世界をつくるから
もうやめときましょ。
『自分の人生の舵は自分でとる。』
この一見「当たり前」なことが
私には完全に欠落していたし
言葉の本当の意味がわかりませんでした。
難破しかけていても舵をとることを知らなかったわたしが
舵の存在を知り、手に触れた舵を自ら両手で持ちうごかせるようになるまでのルーツが
きっとこの幼少期の記憶にあると言われたとき
「まだ自分史書くの？？いややあああああああ」ってなったのは
認めます。(笑)
そして
ここにあるなら
取り扱ってみようじゃないの。
と思ったのが
ここを書き始めたきっかけになりました。
改めての出生から大人になるまでの
振り返り自分史がテーマです。
たぶん
書き続ける中で、
そして何度かこうして再考する中で、
さらに
私もまた何かを掴むと思います。
怖いけど
たのしみです。
「霊柩車通ったとき（お墓の前を通ったとき）
親指隠しとかな、お父ちゃんお母ちゃん早く死んじゃうねんで」
という知識を得た頃、
霊柩車に向かって
思い切り両手を広げて親指を見せている。
わたしはそんな子どもでした。
ここからはじまります
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