NYダウが過去最大の下げ幅で急落するなかで感じたこと

投資方針

青井ノボルです。

新型コロナウィルスの脅威は、全世界に広がっているようです。
欧米でも感染者が増加しており、経済活動に影響が出ています。

移動制限が敷かれて、入国規制も強化されているところも多く。
経済活動は当然ながら停滞しつつあり、不安も高まっています。

こうした悲観一辺倒な雰囲気の中で、相場も荒れ模様となって。
朝のテレビ番組でも、NYダウ急落のニュースが流れていました。

少し前までは、相場は好調でありアメリカは特に強かった印象。
ただ本日は、下落幅が過去最大の約3,000ドル安となりました。

新型コロナウィルスの流行が話題にのぼりはじめて、約2ヵ月。
相場も大きく下落する中で、個人投資家は何をすべきでしょう。

この記事では、NYダウが過去最大の下げ幅で急落するなかで感じたことについて書いていきます。

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悲観的なムードが漂う相場

新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、動揺が広がっています。
経済活動に影響があるのは間違いなくて、相場も荒れ放題です。

日本経済新聞の記事によると、NYダウは過去最大の下げ幅に。

世界株安が加速している。16日の米ダウ工業株30種平均は前週末比2997ドル安の2万0188ドルに急落。12日に記録した過去最大の下げ幅(2352ドル)を塗り替えた。下げ幅は一時3000ドルを超えた。米連邦準備理事会(FRB)は15日に緊急利下げしたが新型コロナウイルスの流行拡大で投資家の不安が鎮まらない。欧米では入国制限が相次ぎ、経済活動の停滞も強まっている。
(引用元:NYダウ急落、過去最大の下げ幅 2997ドル安|日本経済新聞)

こうしたニュースが続いていると、人間は悲観的になるもの。
コツコツドカンという言葉は本当だなと身に染みて感じます。

新型コロナウィルスがすぐに収まる可能性については不明瞭。
ただ、世の中には悲観的なムードが着実に広まってきている。

経済への悪影響もゼロではないため、相場は混乱しています。
急落により米国株の取引が一時中断されるなど、深刻ですね。

世界的な脅威に対して個人は無力

新型コロナウィルスの流行、経済にここまで悪影響を及ぼすとは。
日本の片隅で慎ましく過ごすワタシには、想像できませんでした。

世界的にも感染者が増えていて、もはや武漢だけの問題ではない。
これから当面の間、世界中で混乱が起きてくる可能性もあります。

新型コロナウィルスに対して、一個人でできることは限界がある。
自体を好転させる術もなく、ただただ外部環境を受け入れるだけ。

更に言えば、外部環境変化を正確に予測することもできなかった。
職場でもコロナの影響が大きく、幼稚園休園も重なりバタバタに。

いろいろ余裕が無い中で、個人は本当に無力だなと実感します。
何もできないし、上手く動けないし、受け入れるしかないなと。

個人特権を活かして続けるだけ

時価総額比率の全世界株式に投資をして資産形成を目指すなかで。
個人投資家であるワタシは、市場平均を受け入れるという選択を。

これが現時点において、いまだけを切り取れば失敗かもしれない。
ただ誰かに評価されるわけでもなく、責任はあくまで自分の範疇。

個人投資家が自分の取れるリスクの範囲で、続けていく長期投資。
機関投資家と比べて資金力は乏しいですが、実に気楽なものです。

相場は良いときもあれば悪いときもあり、この揺さぶりが激しい。
この事実はリーマン・ショックで痛いほど感じてきたところです。

過去を振り返っても、株式市場は上昇と下落を繰り返しています。
銘柄を広く分散していても、乱高下する相場と向き合うしかない。

結局は自分との戦いであり、心理戦という面が大きいと感じます。
こういうときはグッと耐えて、ただただ継続することが大切です。

悪いニュースは遮断できない

そういえば偶然ではありますが、もうひとつ実感したことがあります。
相場急落といったニュースは、否が応でも耳に入るということです。

実は最近、仕事やプライベートに大きな変化がありバタバタしていて。
ワタシがこよなく愛するTwitterに触れる時間が激減していたのです。

投資界隈の皆さんをフォローしているので、投資の話題が多めのTL。
良くも悪くも、投資に関する最新情報がバンバン飛び交っています。

Twitterから離れれば、荒れ狂う相場情報はほぼ遮断できるだろう。
以前はそう思っていましたが、これはほぼ不可能だなと感じました。

冒頭にも書きましたが、テレビでもNYダウのニュースが流れていて。
また社会人として経済ニュースを追いかけると、やはり出てきます。

日常生活の中で、相場急落のニュースを遮断するのは不可能に近い。
相場変動を知ってしまい、心が揺れ動く前提で考えたいところです。

リーマン・ショックを経験していてもやはり、相場急落は怖いもの。
インデックス投資の基本を振り返りながら、しっかりと継続します。

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青井ノボル
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