黒門市場 大阪 外国人観光客 | 外国人妻の日本びっくり日記

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大阪ミナミの黒門市場を訪ねてみました。

黒門市場が外国人観光客に人気のスポットになっていると知って、旦那様に連れて行ってもらいました。私も外国人ですから、興味がわいてきたんです。

行ってみると、外国人観光客がいるわいるわ、地元の大阪人より外国人観光客の方が圧倒的に多いんじゃないかな。販売されているものは、魚介類を取り扱うお店が多いような印象を受けました。

多くのお店が、明らかに外国人観光客を当て込んだ売り方になっています。単なるお魚屋さんだったであろうお店が、魚介を調理できる器具を設置して、店頭でホタテ貝、うに、エビ、カニなどを焼いて販売しているわけです。これが美味しそうに見えるんです、ホント!



アジア系の観光客は、写真を撮ったり、店内の簡易の椅子とテーブルでこれらを食べています。欧米系の外国人は、魚介類は苦手なのかな?



旦那様も、いきなりホタテ貝を注文して、その場で食べ始めました。


でも、誰の目にも明らかなのですが、黒門市場でさえも、地元の人たちによる消費より、外国人観光客の購買力の方が上回りだしたように感じました。

また、この黒門市場の区画の中でも、勝ち組と負け組がクッキリ分かれています。

顧客を外国人観光客に定めて、調理器具を設置し、その場で食べられるように簡易の椅子とテーブルを用意し、外国語(主に中国語)を話せる店員を雇っている店は、やはり繁盛しています。でも、その隣のお店は、魚介類を販売するだけの昔ながらのやり方。売っている物は全く同じでも、お隣同士で、大繁盛と閑古鳥の大差がついてしまっているのです。

地元の市場という保守的な場所が、新しい顧客の登場とともに、販売方法を素早く変えているとは見事です。市場の店主たち全員が経営学の学位を持っているとは思いませんが、「商人の街・大阪」の柔軟性を見たような気になりました。

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